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後ろの人は大丈夫です!  作者: 白桜有歩
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いつも一つ

帰路についたぼくは、ベッドに横たわり雄平くんの言葉から逃げようと必死だった。


 振り払っても彼の言葉は、粘着質のように張り付いて取れない。


 取り持ちに捕まったトンボみたいに藻掻くように、心の中のぼくは張り付いた彼の言葉から逃げようとした。


 張り付いた言葉は、次第にぼくを腐らせた。


 ぼくを苦しませる言葉は、彼が覆い被さってぼくの首を締め付けているようにも感じる。


『キミの命で償うなら彼女の悩みも無くなるな? そうしてくれないか? 彼女が壊れる前にっ!?』


 彼が、ぼくに教えてくれた有紀ちゃんを救う方法。


 ぼくが取れる選択肢は、いつも一つだ。


朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!

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