ヌメリと脳に侵入する言葉
地獄に突き落とされた気持ちになった。
口が開閉しても声が出ない。
彼は、ぼくの横に立ち息さえ許さない目で睨み、
「人が生きていくためには、キミのような、人様に迷惑をかける人間は排除しなければいけないんだ。彼女が、キミと一緒にいるのと、キミが、彼女の前から消える、どちらが彼女は救われる? ――」
ぼくの肩に手を置き彼の口角がつり上がる。
「俺が答えなくても、分るよな?」
言葉で人を殺すかのように、ヌメリと彼の言葉が脳に侵入する。
「何も分らないと、逃げるな? 何も分らないと言って、逃げるのは彼女を苦しめるだけだからな?」
侵入した言葉は、身体が言うことを聞かなくならした。
ヌメリと入った言葉が、脳に広がり心臓にズキッと痛みを与える。
何も言えずにぼくは膝を落とした。
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