彼女が壊れる前に
戻ってきた彼に開口一番に、有紀ちゃんの様態は、と聞いたが、彼は、
「キミが関わるから彼女が倒れたんだ。だから、神崎くんは二度と彼女に関わるな」
あからさまな敵意に身体が震える。
彼の目には、ぼくがどう映っているかなんて一目瞭然だ。
「気になっていたんだけど、雄平くんは、どうして、ぼくの事を睨むの・・・・・・?」
「前も、睨んでいたよね?」
目の前にいる新藤雄平は、人を侮蔑した瞳に髪はウルフカットで黒髪。
「分らないのか? 何回言わせればいいんだ? 彼女がキミに、気を遣って体調が悪くなるからだよ」
「な・・・・・・っ、なんで?」
雄平くんが、ぼくを一瞥し怒気を含めさせた声に身じろぐ。
「前に、キミが意味の分らない事で悩んでいたから、彼女、ずっと泣いていたんだよ? 彼女の体調が悪くなったのは完全にキミのせいだ」
「――っ!?」
言葉を失って視界がゆがむ。
目の前の彼が見えずに、グワングワンと耳鳴りがして足下がふらつく。
それでも彼は、ぼくを追い詰めようと続けて言葉を吐き捨てる。
「彼女に関わるな。彼女が壊れたら許さない」
「彼女は何も罪はないのに、キミの意味の分らない悩み一つで、彼女が体調を崩したんだ。責任とれるのか? キミの命は価値にもならないが、キミの命で償うなら彼女の悩みも無くなるな? そうしてくれないか? 彼女が壊れる前にっ!?」
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