教室で佇む
彼女の声に元気がないのが、感じた。
俯いて授業を受ける彼女が気になって目が離せなかった。
彼女の肩が震えているのも気になる。
肩が震えていて、いまにも椅子から転げ落ちそうだ。
「志美命! この問いを答えて見ろ」
先生が、彼女に出題した。
肩がはねた彼女は、
「はい」
「あ――っ!」
立ち上がった彼女が目の前から消えた。
「――っ! 有紀ちゃんっ!?」
彼女はしゃがんで椅子にもたれかかり汗が噴き出ている。
「志美命! 保健委員、志美命を保健室に連れてってやれ!」
「はい。志美命さん、歩けるかい?」
有紀ちゃんの肩に手を回す男子生徒が、彼女を心配して駆け寄ったぼくを一瞥して、
「神崎くんは、来なくていい。迷惑だ」
「――っ!?」
彼らを見送ったぼくは、教室で佇んでいた。
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