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後ろの人は大丈夫です!  作者: 白桜有歩
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教室で佇む

 彼女の声に元気がないのが、感じた。


 俯いて授業を受ける彼女が気になって目が離せなかった。


 彼女の肩が震えているのも気になる。


 肩が震えていて、いまにも椅子から転げ落ちそうだ。


志美命しみや! この問いを答えて見ろ」


 先生が、彼女に出題した。


 肩がはねた彼女は、


「はい」


「あ――っ!」


 立ち上がった彼女が目の前から消えた。


「――っ! 有紀ちゃんっ!?」


 彼女はしゃがんで椅子にもたれかかり汗が噴き出ている。


「志美命! 保健委員、志美命を保健室に連れてってやれ!」


「はい。志美命さん、歩けるかい?」


 有紀ちゃんの肩に手を回す男子生徒が、彼女を心配して駆け寄ったぼくを一瞥して、


「神崎くんは、来なくていい。迷惑だ」


「――っ!?」


 彼らを見送ったぼくは、教室で佇んでいた。


朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!

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