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後ろの人は大丈夫です!  作者: 白桜有歩
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きみが照らした光で蓋をする19

 二人恥ずかしそうにはにかんで、強く手を握りしめた。


「歩む道に分かれ道はない。友達はいつも一緒に肩を並べて笑顔で歩む!」


「ファイトだよっ! 幸せは雷鳴が鳴り響く豪雨が待ち受けても、自分の足で歩み輝いた毎日を掴みに行くの!」


 ガッツポーズをした彼女は、足踏みをして手を翳し窓に目を向ける。


「幸せってね? 手の届かないところにあってもちゃんと幸せを掴み取りに来るまで待っていてくれているの!」


「諦めずに歩み続ければ幸せを掴み取れるんだね? 後ろ向きなぼくでも?」


「豪雨の雨が慎太くんを打ち付け、雷鳴が鳴り響く薄暗い景色でも、立ち止まり目を伏せず、後ろ向きにする声が聞こえても、気持ちを奮い立たせて真っ直ぐに突き進み幸せを掴みに一緒に行こうね? 

辿り着いた場所は笑顔いっぱいの幸せな毎日が待っているからね?」


「望むべき場所はどこにする? 豪雨と雷鳴の薄暗い景色? 笑顔いっぱいな毎日?」


「笑顔いっぱいな毎日な場所に行きたいな・・・・・・」


「行きたいな、じゃないの! 突き進みなさい? 豪雨と雷鳴の中でも幸せな毎日の場所まで真っ直ぐに突き進むの!」


 窓に指をさして、真一文字に口を結び怒った顔をする有紀ちゃん。


 怖い・・・・・・。でも、ぼくのために怒ってくれている。


 窓の外を見た。


「突き進むか、歩みを止めるか」


「諦めずに突き進めば、幸せな毎日があって、諦めて、歩みを止めれば、雷鳴が鳴り響き豪雨の雨がぼくを打ち付ける」


「一緒に突き進む? どうする?」


「どうすんだ? この女、怒らせたらやばいぞ? 噂では尻をバットでシバクらしい」


 昌一がニヤけた顔で、有紀ちゃんの頭の上に人差し指を二本立てている。


「しないわよ? 昌一くん。昌一くんだけ特別に木製のバットがへし折れるまでお尻をシバクけどね? それとも、全身の骨が粉々になるまで、金属製のバットで、シバキ、殺されたい?」


「おぉ。怖い怖い!」


 両手を挙げて有紀ちゃんから離れた昌一。


「友達として手を離さないで歩くのは当然、だけど、頑張るのは、慎太くんだよ?」


「歩みたいなっ! 頑張れば、いつか幸せな景色に辿り着けるなら、絶対に突き進むっ!」


「正解だよっ! いつも、頑張りたいと言う慎太くんが、見たかったんだよね~?」


「これから見せていくよっ! 頑張るぼくをっ!」


「絶対だよ? 約束っ!」


「うんっ! 約束っ!」


 二人指切りしてはにかんで約束を交わした。


 外に歩いている人たちは苦しんでいたり、怒っている様子が見られない、どこにでもある平凡な光景だった。


朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!


 自分の個性が大嫌い、と苦しんでいるそこのあなた!


 世の中には繊細、感受性、根暗など内向的な個性がたくさん持っている人がいます。


 いま『後ろの人は大丈夫です!』の『きみが照らした光に蓋をする19』を読んでいるあなたは若しかして内向的な個性ですか?


 辛いですよね。後ろ向きに物事を考えてしまうし、なんでも怖く感じてしまうし、人と違うのを気にしてしまうし、すぐに白か黒に変えて人を遠ざけるし、得意なことが少ないし、たくさん人とは違う生き方、考え方がありすぎてホントに生きるだけで苦しくて、辛くて、そんな毎日から逃げたくても個性は自分から離れていかなくて、

ずっと心の中で存在して個性自体が自分の永遠の敵に見えて、逃げても、逃げても心の中に居座り続ける。


 出てけよ!? 頭の中で叫んでも図太く居座って自分が悪いかのように自身で攻め続けて苦しんで、苦しんでそれでも明日はやってきて朝を迎えてため息を吐いて今日を憎む。


 毎日が地獄で永遠に続くのかと出勤、家事、通学するまるで日が昇れば地獄の門が開くみたいな朝。


 ホント嫌だ。


 でもね? 内向的だからこそ人よりも苦しくて辛い経験をたくさんしたでしょう?


 それって、人よりも倍以上に苦しみ辛い経験をしているからこそ誰かのためになろうとする優しい個性なんですよ?


 あなたの得意な事ってなんですか?


 泣いている子を前向きにさせて笑顔にしたことありませんか?


 得意になるように一生懸命に頑張ったことありませんか?


 そんな個性の持ち主であるあなたでも輝く人になれるんですよ?


 一生懸命に打ち込めるって凄くないですか? 人よりも倍以上に集中して身につけるなんて努力の子ですし、誰かの涙を見たくないと頑張るんでしょう?


 いい子なんです。個性が他人より違うくてもそれは誰かを支える優しい個性。


 人と違う個性を持つあなたでも、あなたが持つ個性を大切にしましょうね?


 あなたはどこかで誰かの支えになっているんですよ?


 本人は無意識にやっているんでしょうけど、周りの人からしたら “ありがとう” と感謝しているんですよ?


 人生歩んでいるだけだと思っているあなたは無意識にやった行いを陰で感謝されていることがあるの!


 自信持ちなよ? その内向的な個性は人を守る個性なんだからさ。自己肯定感が低いならまず、何かに打込んでその努力で誰かの笑顔を見たらいいんじゃないかな?


 そのとき、努力してついた技術よりも、人の笑顔で自分はこの子の笑顔を守った!


 自分は人を守る個性持ちだっ!


 って自信をつけていったらどうかな?


 出来るよ? 初めの一歩が怖くても、泥濘んで滑りやすい道でも、人の笑顔を守るあなたは進みたいと思うはず。そういうのを人の笑顔を守るために立ち上がった優しい個性なんですからね? しかも、人の笑顔で前向きに笑顔になるって素敵じゃないですか? 


 それも、優しい気持ちがあると言うことでしょう?


 自信持てよ~? 落ち込むなって~? 読者様の背中を優しく叩いて励ますことが出来ませんが、ここで(夕日を眺めながら・太陽に目を細めながら・月を見ながら)愚痴をこぼしながら泣くあなたにエールを!


 辛かったよね? 苦しかったよね? 悲しかったよね? 憤りを感じたよね?


 でもね? 自分のことを酷く言わないで? あなたは愛され、誰かに愛をあげるためにこの世に生まれた特別な子。酷く言うんじゃなくて笑顔が素敵な子になってね?


幸せな毎日を掴むなら涙で濡れた地面に幸せは転がっていない、ときに泣いても、ときに俯いても、頑張りたいな、と思ったとき前を向いて歩こうね?

進んだ先にあなたが求める場所に着くんですからね?


亀さんのあなたでも、ゴールに着く前に日が沈んでも落ち込まないで、そこまで歩いたじゃない。努力はノルマじゃないの! 少しずつ歩いても努力になるの! 一生懸命に走って疲れるのは自分を大切にしていないからそれは無茶だよ?


 では! いい夜を!


 幸せな朝を!


 自分って素敵だもんっ! って言えるあなたに拍手! 


 よく前を向いたっ! 偉いぞっ!


 では、また会いましょうっ!


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