表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
後ろの人は大丈夫です!  作者: 白桜有歩
50/211

きみが照らした光で蓋をする17

 有紀ちゃんは、ぼくの横に立って振り向き、


「眠れてなさそうだね?」


「眠れなかった」


 海に深く沈むように深く眠れたら、どんな朝を迎えられるだろうか?


 毎朝、カーテンを引いて見る景色は、晴れでも毎朝見るのは雨や雷が鳴り響く天気。


 心の問題で見えてしまうのだが、見る景色は最悪だ。


 カーテンを開いたその先には、暴れ回る人と泣き叫び蹲る人。


 地獄はこの世にある。


 死んだ死後の世界ではない。この世が地獄である。


 苦しんで生きる人間がこの世をさまよう、地獄に落ちた死者みたいに。


 歩く足音は弱く、脆い。


 交差点を歩いている人の群れは、死者の群れが這いつくばっているようにしか見えない。


 今日も夢で見るのだろうか?


 眠れない夜が永遠に続く夢を。


 藻掻いて掴むのはなんだろうか?


 沼に落ちて暴れるぼくが掴むのは――


朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ