38/211
きみが照らした光で蓋をする5
地獄の蓋を開けたように悍ましい感情が、脳を支配する。
世界の終わりは、生まれた瞬間から始まっていた。
ぼくが生まれたのが悪いかのように、クラスのみんなは気持ちを吐き出す。
海のど真ん中では逃げることが出来ない。
襲いかかる悪意と助けての悲鳴が、ぼくの心を締め付けた。
胸を掴んで荒い息をする慎太に、声をかける女子生徒が肩を掴む。
「大丈夫? 慎太くん・・・・・・」
驚くことに彼女からは、苦しみも攻撃的な気持ちも聞こえないのである。
それも当然だ。
ぼくが、唯一異性で心を許した幼なじみなのだから。
朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!
昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!
夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!
寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!




