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後ろの人は大丈夫です!  作者: 白桜有歩
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フワフワしたひよこ

「あの頃の空と同じ空。でも、慎太の空は曇り空かな?」


 変わらないでいい。このままが、ぼくの人生なのだから。


 ぼくは、この空の下で生きることを決意したのだから、あの日から――


「見つけたっ! 慎太っ!?」


 荒い息をして鬼(女神だったんだよ? 昔は・・・・・・)事有紀ちゃんのご登場だ。


「ふっ。ぼくの、きみ・・・・・・! どうやら、ぼくの股間から放つフローラルの香りに誘われて辿り着いたか・・・・・・っ! 仕方がない、ぼくの練乳ならいま金玉の中で練り作っているから、お口を開けて、どうぞ、

召し上が「おらっ!」ればぎゃあ・・・・・・っ!?」


 有紀ちゃんが、チャックを開こうとしたぼくの手ごと金玉を蹴り上げた。


 蹲るぼくを見下げ果てた目で見下ろす彼女は、


「女体ソムリエ隊隊長、一匹、捕獲。いますぐに、応援をよこして。変態、狩りよ?」


 彼女は、スマホで仲間を呼んだようだ。


「慎太? いつまでこういうことするかは知らないけど、よくも、有紀のアルトリコーダーを、汚い舌でベロベロと、舐めやがって・・・・・・っ!?」


「有紀ちゃん、今日の朝ご飯は、イチゴジャムの、食パンかい? 甘くて、酸味のある味が、したよ?」


 ぼくのぼくが太陽に向かい光合成するために背伸びした。


「――殺す・・・・・・っ!?」


「有紀隊長! 神崎捕獲おめでとうございます! いますぐに金玉ギロチンの刑にしましょうっ!?」


「こいつは外を歩いていい権利はありませんっ!? ご決断をっ!?」


「金玉を火であぶる刑にしましょう!? こいつの悪行は金玉を股にぶら下げていいものではありませんっ!?」


 女子たちが大きな胸を揺らして駆けつけてきた。


「O、P、I、か・・・・・・、久しいな、お前たちのおっぱいが、目の前で揺れているのは・・・・・・」


「「「カップ数は名前じゃ無いっ!?」」」


「そのおっぱいから出る、ホットミルク(女の愛情で男たちの心を満たす神秘の雫)は、ぼくが求めた、母乳味・・・・・・!?」


 両手を彼女たちに向けて、母乳を吸う赤子のように口で音を鳴らす。


「「「いやあああぁ!?」」」


「悲鳴声、股間に来るっ!」


「「「死ねええええぇ!?」」」


「う・・・・・・っ!?」


 股間を押さえてのたうち回るぼくを、見て有紀ちゃんは、


「死体袋と処刑台の準備!」


「「「はっ!」」」


 クラスから運動場を眺めていたエミたちは、


「痛いのね・・・・・・、金玉蹴られると・・・・・・」


「そうだよ? あれが男の弱点であり、誰にでも素直に、弱さを見せる、可愛い金玉なんだぜ・・・・・・!?」


「金玉は可愛くないよ・・・・・・? 触れたくない汚物だよ? 優志くん・・・・・・」


「汚物かどうかは知らないが、冬はこれだよねと求めたくなるぐらいに、温かいんだぜ? 金玉は。まるでフワフワしたひよこさ? 握れば分るよ? 日向ちゃん!」


「死ねよ・・・・・・優志」


「いますぐに死んで欲しいかな、優志くん・・・・・・」


朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!

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