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後ろの人は大丈夫です!  作者: 白桜有歩
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誰も救われていない





 翌日、学校の玄関で慎太に声をかけられ、有紀さんと教室で会うと約束して誰もいない校舎裏で彼と話す。


『どうするんだい? するの? しないの?』


『出来ない・・・・・・っ!?』


 彼は溜息を吐いて、俺を見てこう答えた。


『ぼくが犠牲になる。それでもきみは、何も、するな。いいな?』


 口を開閉しても声が出ない。


 ぼくが犠牲になる? 何を言っているんだ? こいつ。


『今回で学んだと思うけど、人を嵌めて、幸せを手に入れるのは間違いだからね?』


『きみは、もう少し、学ぶべきだ。それは、誰かに好きになってもらう、努力にならない』


『人を傷つけただけだ』


『きみが孤独に生きるのが怖いと、不安を抱えているのは知っている』


『過去に有紀ちゃんから聞いている』


『でもね? 孤独でもこういうことをしちゃいけない』


『きみが手に入れた幸せは、彼女ときみにとって嘘欺瞞の世界でしか無い。これだけは覚えておいて』


『そして、ぼくも間違えた決断をする。こうするしか、方法が無い。したくなくても。するしか方法が無い』


『自己犠牲で、誰を救うんだよっ!? 誰も喜ばないぞっ!?』


『そうだよ。誰も喜ばない』


『けど――』


『雄平くんが犯人じゃ無いと有紀ちゃんが知れば救われる。昌一は救えないけど、後ろ指を指されなくなる』


朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!

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