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後ろの人は大丈夫です!  作者: 白桜有歩
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後悔はいつも後から





 水槽の中で逃げ惑う餌の金魚を、熱帯魚が丸呑みしている姿を見て笑う雄平は、自宅で有紀さんへの脅迫文を作成していた。


 今度は慎太を嵌めるために必要だからだ。


 慎太と昌一が共謀して、有紀に、雄平と別れろ、と脅しているとみんなに錯覚させるために必要。


 これで邪魔者はいなくなる。


 自然と笑いがこみ上げてくる自分は、彼らの苦しみなど知ったことでは無い、と作戦ばかりを考えていて彼らに眼中に無かった。


『これで、有紀さんは俺のものになる!?』


『悪魔でも心に飼っているのかな?』と笑いながら脅迫文を作成していた。


 救われるんだ俺は、有紀さんに!


 ここまでいけば取り返しのつかない決断を、慎太が考えているとは分らなかった。


 チャイムが鳴ったので一階にいる母さんが、出るだろうと思ったが留守番を頼まれているのを忘れていた。


『親二人は外食で、子供には冷凍食品食わせるくせにチャイムが鳴れば応対しろよな・・・・・・っ!?』


 玄関の扉を開けるんじゃ無かった、とこのときを思い出したときいつも思う。


 玄関に立っていたのは慎太だった。


朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!

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