選択肢に慎も入れろ
『雄平が犯人なのは彼から聞いている』
『やっぱりそうなんだ、彼が犯人か・・・・・・!』
唇を噛みしめて黙考した慎太。
彼が犯人という証拠は家にあるかもしれない。
今度は、ぼくを嵌めるかもしれない雄平くんは。
有紀ちゃんの関わりがあった全員陥れるつもりだろう。
雄平くんは、証拠を持っている昌一くんが、ぼくに教えるのじゃ無いかと睨んでいるだろう。
それにぼくは、有紀ちゃんとは深く関わっている。
でも、どうしても雄平くんが、犯人と有紀ちゃんに知られない方法で解決したかった。
『どうなるか分らないけど、昌一と雄平くんも守る形で解決するっ!』
『どうやってだ・・・・・・?』
『まさかと思うが、自分を追い詰めてでも解決しようとしていないか?』
『ナイフで人を切りつけたり人を陥れる危険人物だぞっ雄平はっ!?』
目つきを鋭くさせて昌一は、ぼくの肩を掴んで声を荒げる。
『でも、昌一が可哀想じゃ無いかっ!? 犯人って言われて悔しくないのっ!?』
『いいか、慎?』
深呼吸した彼は、慎重に言葉を選ぼうとしてぼくに諭す。
『人を守るのは、いい心構えだが』
『人を守る上で、何が、正しいか、分るか?』
『全力で人を守るでしょう?』
『違う。全然違う』
『それじゃ被害に遭うだろう? 慎も』
ぼくの目から逸らさずに彼は続けて慎重に話す。
『お前も、守ると、選択肢に入れろ。無茶な選択肢をとったお前が、笑顔を失えば、何も解決していないんだ。誰かを救うならお前も、守る相手の一人と、選択肢に入れて正解だからな? いいな? お前が、誰かを大切だと思うのと同じように、お前も、大切なんだからな? 一人でも欠けたらダメなんだ。分ったか?』
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