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ポンポンピーの冒険

作者: からま

いつもマイペース。

今日もどこ行く風。

いつもの様に口笛を吹きながら風をきって歩く。

ポンポンピーは美味しいものに目がない。

でも何回も同じものを食べると飽きてしまう。


ポンポンピーは寝るの大好き。

フカフカの布団は大好き。

いつまでもコロがっている。


そんなポンポンピーも苦手なことがある。

洗濯である。洗濯のたびに「もう無理!」という合言葉を繰り返す。


ポンポンピーは友達がいない。いや少ない。

親友と呼べるのか、パウルポールという知り合いがいる。

そいつとは一緒にごはん食べに出かけたりするが、いつも同じ場所だ。

ポンポンピーはその場所に行くと、必ずドリアをオーダーする。


要はあれだ、お金がないのである。

でもポンポンピーはマイペース。


今日も大好きな布団に転がり、電子板を見ながらニヤついている。


もしや、そこの君もパンパンピーなのかい?

明日はお外に行っておいで。明日はきっと晴れるから。

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