第9話:新たな旅立ち
師匠達は一日中話し合いを続け
そして・・・
氷牙「よく一ヶ月頑張ったなお前達は十分この世界で生きていけるほどの力を
持っただろう
修行お疲れ様」
と修行の終わりを告げた
そして、
氷牙「神一お前に修行を頑張った褒美にこれをやるよ」
と鈴のついた刀をもらった。
刀には抜けないように鎖が幾重にも巻かれていた。
氷牙「神一いいかお前のその力は余りにも強大だ
だから基本的に俺が最初にやった刀で戦えだけど
万が一やばいと思った時や仕方ない時だけ俺が今やった刀を抜け
お前のその力とその左眼は後々過酷な運命が訪れる証の様なモノだ
だがこれだけは覚えておけよ
どれだけ苦しくてもどれだけ厳しくても・・・・」
と最後は俺の目を見て
氷牙「堕ちるなよ」
と真剣な眼差しで言った。
俺は『はい』と言って氷牙に
俺「今までありがとうございました。
そして、最後の試験申し訳ありませんでした。」
と礼をしながら謝った。
氷牙は『気にするな』
と言って続けて
氷牙「どうせ行き先決めてないだろ?
この地図を見ろ今ここにいる」
と現在地を指さした
氷牙「でここから こう行ってこう行くと
この町に着くここで少し働きながら情報を集めるといい
その内お前の運命と関係のある事か情報があるだろう」
と地図を指でなぞって目的地に丸を書いた。
そして、地図を俺に渡し
氷牙「これがあれば 少しはマシだろう」
と食料を少しくれた。
俺達は師匠達に別れを告げ
次の目的地『クロスシティ』と地図に書かれた名前の町を目指した