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第17話:最終決戦

俺達は城に入った。

さっきとは違う建物の構造だが何故か行く道はわかった。

業鬼のいる部屋はさっきと同じような部屋だった。

唯一違うのは部屋の真ん中に煉華がキリストの様に縛られている事と・・・

弥生と焔がいた事だけだ・・・


俺と龍牙は正直驚いた。

俺と龍牙は近づき話そうとしたとき

業鬼「殺せ」

と言った瞬間二人は俺達に攻撃してきた。

俺と龍牙は必死に防御している中後ろで業鬼が笑っていた。


その時桜が煉華を助け煉華を救出した。

業鬼「これでやっと実体が手に入ったか・・・

後はあそこの男2人を殺して俺の子を産ませるだけ」

と言っていた。

もちろん俺達はそれが聞こえていた。

桜はしまった・・・と敵の策に気付き俺達の後ろに立った。

俺「煉華は守ってみせる!」

龍牙「隣に同じく!」

と言うが2人に攻撃できるわけがない


正直もう防御するのも一杯一杯だった・・・

弥生の魔法に焔の格闘

2人のコンビネーションが機械の様に正確過ぎるため

もう防御がもたない・・・

俺と龍牙は死を覚悟し目を閉じたが

何も起きない

俺と龍牙は目をゆっくり開けた。

するとそこには光のない眼から涙を流している焔と弥生がいた。

焔「兄貴・・・また迷惑かけてすまん・・・」

弥生「また足ひっぱったね・・・ごめんね」

と謝る二人


ヤメロ・・・


焔「すまん 俺達は体を止めるのが精一杯だ」

弥生「最後のお願い・・・私達を・・・」


それ以上言うな・・・


同時「殺して・・・」


俺「うわぁぁ〜!」

龍牙「ちくしょぉ〜〜!」


ザク・・・

その音と共にサラサラと砂のように消えていく中

焔「最後までごめんな・・・兄貴」

弥生「ありがとう・・・本当にありがとう」

そうお礼を言って砂になった・・・


俺と龍牙はその砂を掴み

龍牙「ちくしょう・・・こんなの・・・」

俺「なんなんだよ・・・そんなに俺達を追い込んで楽しいのかよ!」

と笑っている業鬼に叫んだ

すると煉華が気を取り戻したらしく

煉華「あなたは・・・人の命をなんだと思っているんですか!」

と業鬼に言った。


そして俺達はゆっくり立ち上がり

業鬼を少し見て

戦いの体制を取った。

俺の左眼は鮮血のように紅く

龍牙の両目は吸い込まれるような漆黒をしており

煉華の両目は透き通った蒼い色をしていた。

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