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第15話:業鬼の企み

俺と龍牙は入り口で右と左に別れた。


俺は右側から攻めていた。

俺「っち次から次へ」

騎士のような人間が次々に来る

俺「好きで来てるってわけじゃなさそうだな」

と俺がそう言った理由はその騎士のような人間たちの目はみんな光りがなかった。


俺は城の前に着いた。

扉が既に開いているのを見ると

どうやら龍牙が先に行ったようだ。

俺は城の中に入って行った。


城の中は暗く

誰もいなかった

俺「さっきまであんなに警備がいたのにおかしい」

と誰でも疑問に思うほど誰もいない

誰もいない所か何も音がしない

今聞こえる音と言えば俺の足音だけだった。


しばらく城の中を走っていると

カキン・・・カキン

と何か金属同士がぶつかり合っている音がする


俺がその部屋に入ると龍牙と誰かが戦っていた。

俺「龍牙!」

と叫ぶと龍牙が

龍牙「気にするな!先に行け!この先に煉華がいる!」

と龍牙が叫ぶが戦っている男が

男「先に進むなら好きにするがいい

どうせお前と煉華は結ばれぬ運命にある

それにこの先は暗闇の世界お前に進めるか?」

と不思議な事を言っていた。

俺は無視をして扉を開け先に進んだ


その部屋は暗く入った瞬間に扉がバタンと閉じた

そして俺の頭に何かが流れてくる


コワセ・・・

人間なんてモロクテ壊れやすい

俺「うるせぇ!やめろ!」

コロセ・・・ツブセ・・・


俺の頭の中でずっと繰り返される言葉

そして目の前が明るくなった。

そして視界の中に

裸の煉華が泣きながら

『汚れちゃった・・・ごめんね』

と言っていた。

そして煉華の右目が透き通るような蒼い目をしていた。


俺はそれを見て急に視界が暗くなった・・・


−同時刻−

龍牙編


俺は神一と別れてからただ進んだ

少し走ると大きな扉があった。

しかし扉は俺が押す前に勝手に開いた。

俺は不思議に思いながらも先に進んだ

誰もいなく暗い城

俺は不気味に思いながらも進むと

俺と同い年くらいの男がいた。

龍牙「誰だ?アンタ」

と俺が聞くと男が

男「敵に名乗るのもおかしいですがいいでしょう

私の名前は業鬼ごうき

政府をまとめる者だ」

と言うとどこからか刀を取り出し

業鬼「煉華はこの先にいる

だがその前に私と戦ってもらおうか」

と言って構える。

俺も構え

俺「いいぜ!お前を倒して煉華を連れて帰ってみせるからな!」

と言って戦いを始めた。


しばらく戦っていると神一がやってきた。

俺は先に行くように言って

神一が部屋に入って行くのを見た。

しばらくして


やめろぉぉォォ〜〜!!


と神一の声がした時業鬼が

業鬼「くくく・・・遂に時が満ちた!

今こそ!私に力を!」

と言って刀を高く上げる

すると業鬼の背中から黒い翼が右から2枚左から2枚

計4枚の翼が現れた。

そして魔方陣のような物が業鬼を中心に広がり

俺は城の外まで飛ばされた・・・


城は醜く形を変えながら空に浮かんでいった。

そして俺は薄れ行く意識の中俺の横に神一と煉華が見えた。

俺は無事でよかった・・・と思いながらも意識を失っていった・・・

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