〜使い道のない能力でこの世界を無双する〜
突然だがこの世界には「能力」というものが存在している。火を操るものであったり、高速で移動するのもであったり、能力は多種多様である。そんな世界で俺が生まれ持った能力。それは…
「新入生の皆さん、こんにちは。私はEクラスの担任を務めますメルティアと申します。私の能力は時空間の支配と干渉、時間に関係するものであれば何でも支配できます。」
そして軽く能力を披露して見せる。少しの間だが時間
が止まった。
「私の自己紹介が終わったところで、次は新入生の皆さんに自己紹介してもらいます。じゃあまずそこの君。」
そんな感じで新入生の自己紹介が終わって行きついに俺の番が来てしまった。
「名前はアルス、能力は手に持っているものを逆の手に移動させることができる。」
そう、これが俺の能力手に持っているものを反対の手に移動させることができる。なんとも使いづらい能力だろうか。そもそもの話右手にあるものを左手に移すだけなのだから能力を使わなくてすむ。
周りから笑い声が聞こえる。当たり前だ。なんてったって、こんな雑魚な能力なのだから…
はじめまして西野です。急に小説が書きたい衝動に駆られこちらの作品を書いてみました。連載するかどうかは未定ですが、もしやる気が出てきたりしてら連載しようと思います。