設定資料：いろいろ
割とどうでもいい設定資料の一部です。
読み飛ばしても問題ありません。
本編はやはり夕方の5時～6時の間に別途更新予定です。
【ゲームサイド】
プレイヤーネーム：ローゲリウス
リアルネーム：？？
通称ゲリ・やわらかとかげ・ゲリとかげ・とかげ・高難度素材ガチャ・非常食
趣味：Vtuberの動画を見る事
最近の悩みは仕事が増えたこと。
そのせいでなかなかログインできずにゲームも趣味も満足にできない。
イベントも途中から不参加が続いたが72時間ぶっ通しでログインしていた模様。
VOTにはログイン時間の制限があるが、違法な方法でその制限を解除している。
何気に主人公の知り合いについて肩書だけで特定する程度の知識を持っている。
なお70時間に突入したところで適当な敵を見つけたところで森ごと焼き払い、結果マンドラゴラを燃やしてしまったことで主人公の逆鱗に触れてあえなく食料となった。
雷系のドラゴンになりたかったという理由から、最初は莫大なペナルティを背負うことを覚悟するも掲示板で諭された結果キャラクリをやり直して弱点ができた。
適当なキャラクリだが成長してデメリットを克服するか、プレイヤースキルを磨き子竜化状態でも活動できるようになれば最強候補として数えられる程度の実力はある。
基本構成はサンダードラゴン、各種精霊、ゾンビ、スライムである。
キャラネーム：落ちた英雄
通称英雄さん
主人公被害者の会名誉顧問。
主人公に目をつけられてから何かと表舞台に引きずり出されることになった。
白銀の塔に主人公を誘導したのは意趣返しの意味もあったが、他にも様々な理由があってのこと。
その正体は■■■であり、■■■■と■■■■と■■■■■を取り込んだ慣れの果て。
既に生きているとは言い難い状況だが、まだ救い上げることができる可能性が残されている。
なおキーアイテムともども散々な目にあっている。
キャラネーム：妲己
主人公を妖孤にしたボスの一人。
レベル換算500前後のレイドボスだが、封印されているためその力は大きく削がれている。
尻尾を切り離して自立行動させることができるが、あくまで試練にしか使っていない。
鼠の天ぷらが大好きだが、美味しいものは何でも食べる。
後ろにキュウリを置くと気付いたときにすごくびっくりして飛び跳ねる。
ただしいたずらをした犯人は死ぬ。
検証班
プレイヤーネーム、リアルネーム共に正体不明の人物。
一説によると検証班とは個人ではなく集団の代表者を指す言葉である。
知識を蓄え続ける彼、あるいは彼女の正体を知るものはほとんどいない。
検証のためならばなんでもするため、町中で心臓を抜き取りながら奔走する物騒な通り魔として名をはせたこともある。
だが目撃者が一人もいないという事態から、特殊なスキルを持っているのではないかと噂される。
なお、心臓を抜き取る場面を見た者がいないという事は被害者しか存在しないという事である。
【リアルサイド】
リアルネーム：フレイヤ
主人公が北欧で知り合った謎の多い女性。
最初の出会いは鎧を着て槍を持ったお姉さんと主人公の戦闘を仲裁した事から。
その際に連絡先を交換したことが始まりで、以来何かと不思議な出来事に巻き込まれるようになったため主人公を面白がるようになった。
リアルネーム：ガウタマ
インドで知り合ったお坊さん。
現代の表界隈ではあまり名の知れていない人だが、裏の世界ではこれ以上ない有力者の一人。
少なくともインドを中心に活動している拝み屋や呪い屋は絶対に近寄らない。
主人公との出会いはインドでも有名な心霊ホテルで部屋を借りた主人公と、元の所有者がその地の浄化を頼んだ際に出会った。
主人公は心霊ホテルと知らずに泊まったが、浄化前も後も変わらず過ごしている主人公に興味を抱きお茶に誘ったところその時の稼ぎ全て食われたことから始まる。
出会いこそ最悪だが、主人公が持っていたお守りを見て色々察した結果連絡を取り合うように。
インドにいる間主人公の滞在先はガウタマ氏の関係各所となったため、主人公は何も知らずに喜んでいる。
リアルネーム：？？？
プレイヤーネーム：司馬
インド最強のプロゲーマー。
素性は一切不明ながら、ガウタマとは浅からぬ縁がある。
主人公と知り合ったのは別のゲームにて、PKとして遊んでいた時主人公が激戦の末に１手間違えて敗北したことで興味を持ちリアルで交流を始めた。
なお主人公曰く「褐色のイケメン」とのことだが、本人は「俺なんてまだまだ」とのこと。
リアルネーム：饕餮
中国でも有名なフードファイター。
その実力もさることながら、店の経営が傾くほどに食べると有名。
出会いは食べ放題のホテルに宿泊した主人公とフードバトルになったことがきっかけ。
自分に負けず劣らず食う主人公をみておもしれー女と評価し、交流を結んだ。
リアル？ネーム：フィリップス・クラフト
アメリカの企業で働く経営者。
主人公が土産をおくろうとするとなぜか太平洋のど真ん中を教える。
娘がいて名前はクリスティエラ・クラフト。
どちらも主人公の知り合いである。
リアルネーム：三根祥子
主人公の古い知り合い。
ハイジャックされた飛行機に乗り合わせ、その際主人公の隣の席に座っていたことから。
ハイジャック犯はなんやかんやであっさり捕まったが、その際に飛行機の中に常備された食料の大半を食べつくした結果食料の搬入に見せかけて人員を送り込み一気に制圧した。
なお、主人公がノープランでやらかしたわけではなく外に向かって鏡の反射でモールス信号を送っていたため内部情報を知ることができた警察の特殊部隊が動きやすくなった結果である。
これらの行動から興味を抱いて、国家公安局の人間として主人公と接するようになる。
なにかと忙しい身だが、主人公向きの案件があればレポート作成の依頼などをする間柄になり、ある時酔った勢いで焼き肉を奢ると言った結果食べ放題にしなかったことを後悔するようになった。
以後、他人に向かって軽々しく奢るという言葉を使うのをやめるようになった。
現在は主人公がすんでいた築10年のアパートの一室を管理しているが毎晩部屋の中がうるさくて眠れない。
彼氏いない歴＝年齢だが、彼女いない歴＝年齢ではない。
男も女もほいほいいける口だが、主人公だけには絶対に手を出すまいと大好きな酒すら自制する先見の明の持ち主。
先日ノルウェーからユグドラシルの葉という名のお守りが届いてからは寝室だけは静かになったので睡眠不足は解消された。
瑕疵物件
主人公の部屋。
某漫画で言うところの指持ちが各部屋に陣取っているような最強最悪の物件である。
２LDKで家賃3万、敷金礼金無しという破格の値段だが過去この部屋に住んだ人間は全員非業の死を遂げている。
それは引っ越しても変わらず、縁ができたことで魂まで食われてしまったのだろう。
なおこの部屋に住んでいた最長記録は1週間だったのを主人公が大幅に塗り替えた。
リビングだけは誰の領地にもなっていない状態であり、各部屋のボス的な霊が寄合所のように使う事もあれば、周辺の幽霊が迷い込んで出られなくなった満員電車のようにもなっている。
寄合所として使われるときはその幽霊たちがおやつになる。
が、主人公が来てからは寄合所としての意味合いを失い各々逃げるように自分の陣地に引きこもるようになったため常に幽霊がぎっしりと詰まっている状態にみえるため人によってはそこにいるだけで圧迫感を覚えるだろう。
この部屋を訪れた霊能者たちはこう語る。
「二度と行きたくないです。あれは……なんというか温泉の噴き出し口みたいな感じで常に幽霊が湧いて出てくるんです。それも生きている人にとっては有害なガスを含んでいるうえに熱湯が一緒に……なんであの人たち平気なんですか？」
「拙僧は極楽浄土というものに懐疑的でした。ですがその対極である地獄を現世で見れば、輪廻の輪を抜け出し極楽浄土へ行くという決心もつくもの。この機に修業を積もうと思いました」
「無理っすわ、近づこうとするだけで俺の持ってた道具全部ぶっ壊れたんすよ。俺の身代わりになってくれる人型とかあったんですけどね。色々事前情報仕入れていったらやべーとこだったんで100枚くらい用意してました。それが一気に発火したんすよ？ これは無理だと思って逃げました、あの距離で俺を100回殺してまだまだ余裕って意味っすからね」
そしてとある食欲の化身の友人たちはこう語る。
「エインヘリヤル5人送り込んでどうにかなるレベル、生きてる人間には無理」
「嘆かわしい事です。地獄の欠片が現世に顕現するとは……」
「喰い放題」
「うちの実家よりやべーところ」
「全員殴り飛ばしてもいいんだけど、ちまちまと鬱陶しい」
なおこの情報は機密レベル特S級として今も日本の国家公安局が保有する禁書庫の奥深くに眠っている。
