表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クローバー姫  作者: アヤナ
2/4

ふたひら



 早めに帰ることにしたカズハは、


 視察に来てひとり休憩をしている王子が


 倒れているのだと思って慌てて声をかけました。



 王子はひとめ見てカズハを気に入り、


 カズハもまた王子に恋をしました。



 それを偶然見ていたキャタルシーは、


 嫉妬にかられて『魔女の惚れ薬』を食事に入れ、


 王子をもてなす家の美女として


 側室になりたいと申し出ました。



 惚れ薬を口にした王子は次の日、


 約束したカズハとの待ち合わせ場所に


 キャタルシーを連れて行きました。



 すでにその場で待っていたカズハは、


 王子が昨日好きだと言っていた、


 白魔女クッキーを贈り、


 それを食べた王子は


 キャタルシーの惚れ薬から解放され、


 再びカズハに恋をして、


 そして足元のクローバーが四葉だらけで


 金色であることに気づきました。



 もったいなくてクローバーを摘もうか悩んでいたんです、


 と言うカズハに、


 王子は金のクローバーで花冠を編んでおくれ、と、お願いしました。



 嬉しそうに歌をくちずさみながら


 花冠を編んでいるカズハを側で見て、


 王子は幸せを感じていました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ