飲食店等の自粛について
まず、よく解らない所から行きます。
宿泊業界はよく解りません。
というのも清掃手段などがよく解らないからです。
まあ、とはいえ粘膜にウイルスが接触しなければ大丈夫と考えられるので、普通に清掃しており、飲食の前に手洗いをすれば大丈夫ではないでしょうか。
ラブホテルの場合はお互いに感染していないという確信が必要かつ、それぞれ一人暮らしである必要はあるかと思います。つまり、ラブホテルというより、「利用者が自粛してください」のカテゴリーになるかなと思います。
性風俗やキャバクラなどは、ちょっとどうしようもないです。業態的に濃厚接触が不可避なので。
ただ、強いてやれるとしたら、オンラインで飲み会みたいな形態しか思い浮かびませんが、微妙でしょうね・・・・・・・・・
一人カラオケはマイクは大丈夫かと、前の利用者が感染していた場合、換気は大丈夫なのかという点が問題となると思います。
とはいえ、遊興施設の自粛は外出する人を減らすためという面が大きいのではないでしょうか。
美容店は粘膜に接しなければ大丈夫なので、店員さんはフェイスシールドや保護メガネ、マスクをし、お客さんの接客が終わり、片づけた後は手洗いをすれば大丈夫かと思います。
ただ、切った髪にウイルスが付着している可能性は有るので、それについて意識する事は必要ですが、身もふたもなく言えばインフルエンザも一緒です。
そして、一番今問題扱いされるのが飲食店の自粛ですね。
生活のために開けざるを得ないという所もあるとのことですし、休業していなかったらクレームがきたりするとニュースで見ました。
この辺誤解もあるのかもしれませんが、飲食店は営業時間の短縮やお酒の提供を控えてくださいという要請はありますが、営業自体は自粛要請の対象ではありません。
飲食店での飲食は責められるものでもありません。
はっきり言い切るとあれですが、飲食店の感染の危険性はケースバイケースであり、現状ではほぼないと言ってもいいのではないのでしょうか。何故ならお客さんが少ないため、細かい手洗い等のきめ細かい対策が可能だからです。
営業時間の短縮やお酒を提供する時間の短縮などの要請があるのは、要するに「早く帰れ」という事と「お酒を飲むと声が大きくなったりして感染させる可能性が高くなると考えられるから」ではないでしょうか。
飲食店の自粛の判断は難しいですが、今働いている人たちにとっては必要性がかなりあると考えられます。
なので、今物流の運転手さんや医療関係者など働きながら夜間に食事をとる人達にとっては夜間はお店が締まっているので、コンビニはそういう人に大きな役割を果たしていると推測できます。
じゃあ、何故自粛していない飲食店に冷たいふるまいがされるかというと、飲食店は感染の原因にもなり得るからだと思います。
これも否定できません。
飲食店での感染の危険性を考えてみると以下3点のようになるかと思います。
・お店の人が感染しており、食器や提供する飲食物が汚染されている。
これが最悪ですが、このウイルスは汗から感染しないと考えられます(厚生省HPの事業者向けQ&Aに汗を除く体液に注意と有ります)。つまり、お寿司を素手で握っても、ウイルスは付着しないことになります。
・不特定多数の人が近くにいる状況での食事
同居家族などでないなら、一人飯が無難かと思います。かつ、近くで食事したり話している人がいないですね。
・テーブルなどが汚染されていない
テーブルなどが汚染されていると手に付着するので感染の危険が増えます。
対処としては、マスクをし、飛沫感染を抑えるのは前提です。
それに加え、会計の度など細かい手洗いや消毒、調理器具を洗浄する、提供する食器を洗浄する、テーブルなどは客が帰るたびに拭かれている、不特定多数の近くでの食事とならない環境と言った条件がそろえば飲食店で食事しても感染する可能性はかなり低いと言えると思うのですが、どう思われますか?
現在一日の来客数などや店内の状況によりますが、不可能な対応では無いと思います。
後、手袋をしているのは必須ではありません。その手袋が付着したウイルスを殺菌しますというような手袋でない限り、ウイルスが付着すれば、その手袋は感染源になります。
なので、医療機関等でも手袋は基本使い捨てですし、外側には触れないようにして嵌めたり外したりします。
自粛して休業される決断をされたお店も、営業を続けるお店もどちらも重い決断かと思います。
対策をされているのは前提ですが、むやみに恐れる事はせず、暖かい配慮が必要ではないでしょうか。