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とりあえずマスク付けよう、もう義務でいい マスクが無い場合は?マスクを付ける理由

とりあえず、マスクを付けよう。

「外出中は絶対マスクをしろ」と言いたい。

密閉、密接、密集じゃないから大丈夫という事でマスクをせず、ジョギングしている人にも言いたい。


ヘイトスピーチ風とか医療従事者に対する差別みたいに言うんだったら、「マスクをしない奴は人殺しだ、テロリストだ!」ってなるんじゃないだろうか。

そんなキャンペーンしないけれど。

失礼、先日買い出しに外出した際に、ついでにやっている飲食店で食事して、久々の贅沢をしつつ支援をしようと思った際に、お店の人がマスクも何もしていないものばっかり何件か見かけてしまったので。


とはいえ、今マスクを入手するのは困難です。

売っているのは見たことが無い。異常事態ですね。

なので、無い場合はどうするのかという点について提案させていただきたいです。


1.キッチンペーパーで簡易マスクを作る。

警視庁のHPで災害対策などの一環で紹介されている。砂埃などは防げる程度の機能は有るとの事。

2.マスクカバーを作成する。

私の身内は手縫いで作ったが、京都新聞のHPでバンダナやハンカチを使った折り紙式で作れるのが紹介されている。

3.タオルやバンダナを巻く。

見た目はよろしくないが、ゲリラや年末大掃除スタイルである



こんなので、マスクの代わりに出来るの?感染するだろ?って思う人も多数いると思います。

しかし、あえて言いたい。

「マスクの感染防御効果をそんなに期待するなよ・・・・・・・・、そのマスク信仰何?」



N95というマスクがある。

医療用マスクの高品質だけれど、これは「最も捕集しにくいと言われる0.3μmの微粒子を95%以上捕集できることが確認されているマスク」との事。

これが所謂高性能マスクというやつだけれど、コロナウイルスは0.1μm程度の大きさで有る。

とはいえ、空気中にそのままの大きさで漂っているわけでない。

ちなみにマイクロ飛沫のサイズは10マイクロメートル以下の小さな粒子とのこと。

なら、やっぱりこういうマスクを付けたいと思うかもしれないし、つけさせたいと思うのは当然のことだと思う。ただ、医療従事者もこんなマスクを普段からつけているわけではない。


そして、一番思うのはマスクで感染を防ぎたいと思う人で眼鏡、それも水中眼鏡やスノーゴーグルみたいな隙間なく密着する眼鏡を付けている人はどれくらいいるのか。

そこまでしないと感染防御などできない。だって、目かもウイルス入るんだから。

ICU等の所は感染防御のために、それらに加えて、

防護服着て、頭にキャップ付けて、手袋して、場合によってはこれらを二重にした上にマスクの上からタオルを巻くような覆いを付けて、フェイスシールドつけて、消毒して出入りしている。

その中では当然飲食も無し。汗もぬぐえない。


感染したくないと思ってマスクを付けている方々、これを真似して、しかも日常生活できますか?

私は無理です。

医療従事者も無理だろうから、普通の病棟とかだとそんなマスクもつけず、格好をしていないんではないでしょうか。

言い方はあれですが、時と場合に応じた対処があるという事です。

毎回クリスマスみたいなデートが出来るわけがないし、生活が出来る訳がない。

ただ、だからと言って、普段の生活や付き合い、やりとりをおろそかにしていいわけがない。そんなことをしたらフラれるでしょう(笑)

つまり、何もしなくていいという事にもならない。


マスクの感染防御の効果はつけ方によっても変わるし、マスクの製法によっても変わる。いろんな議論がされているので、それらについては置いておきます。

効果について述べているものは、効果があるという方も無い方もどんな条件で検証しているのかよく解りませんし。

ただ、確実な事は、マスク類は飛沫の拡散効果、つまり感染させるのを防止する効果は一定以上期待できるということ。

何故かというと、しゃべったりすることで口から出る息は、口からビームみたいに一定の方向性があると考えられます。

その勢いを抑えたりすることが出来るのと、口元から出る飛沫はまだ大きいと考えられるため、拡散を抑え、感染防止に役立つと考えられます。


「誰かを感染させないために、誰でも単純にできる事として、マスクをすることは必要だ」


が結論です。

そして、それは自分自身を守る事にもつながります。

このウイルスは発症前から感染させることが解ってきました。

誰かを感染させないという事は周りを守るだけでなく、自粛による経済活動の抑えを早く緩和させ、企業の倒産を減らし、採用や雇用を守る事に繋がります。


上記のマスクが無い場合ですが、繰り返しになりますが、自分が感染するのを防ぐ効果としては限定的です。

しかし、全く無い訳でもありません。

まず、通常のマスク(手元にあるコンビニで買ったもの)とアベノマスクの防止効果を考えてみます。


通常マスクは鼻に合わせるフィッター、顎まで覆う密着度が高く、三層構造でフィルタもあります。

アベノマスクは現物は有りませんが、ギリギリ鼻と口を覆える範囲で、素材はガーゼを折りたたんだ複数構造。フィルタは無いので洗って使えます。

フィルタは色々な加工をしてウイルスを捉える効果を上げているそうなので、洗うとその加工効果が落ちるという事です。

なお、通常マスクは「マスクは感染(侵入)を完全に防ぐものではありません」と記載されています。

これはどうしても隙間から空気が入るからだと考えられます。吸う時はどうしても空気が流れやすいところから入るので、隙間からかなりの割合が入るわけですね。

なので、99%カットフィルタ採用とか書いてあっても99%カットできるわけではありません。

(マスクを付けた時の空気の流れを実証したというサイトの結果はかなり面白かったです。)


ただ、一概に単純に比べるものではありませんが、火災現場で口をハンカチなどで覆う効果を考えるとアベノマスクもガーゼだからと馬鹿にしたものではありません。(転載禁止だったので興味ある人は検索してください。)

隙間から入る可能性を考えても、口や鼻を覆うというのは大きな効果があると考えていいのではないでしょうか。

また、手でつい口や鼻を触るのを防ぐ効果があると言ってもいいでしょう。

物理的に直接触れないのだから。

この一点だけでも結構な効果があると考えても良いと思います。


代用マスク達はこのアベノマスク並みの効果と飛沫を飛び散らせず、感染させづらいという効果があると考えて良いと思います。

というか、3に関してはNHKに番組中に問い合わせたら「そういう効果は期待できる」と答えてくれました。(あれ、本当に番組中に質問しても答えてくれるんですね。ちなみに24日放送の関西熱視線です)

勿論、使ったらその後に洗濯は必要ですとの事です。


2ですが、マスクがフィルタみたいな扱いなので、ウイルスが中にいる可能性は有るので、一度使った後陰干しなり、3日以上使わないなどの対策は必要かと思います。

ただ、ゴムの劣化や皮脂やほこりの汚れは防げると思います。

というか、これ自体がちょっとしたマスクですね。

個人的にはこれらを組み合わせたらいいのではないかと思います。


つまり、キッチンペーパーマスクをカバーで覆い、その上からタオルやバンダナを巻くオリエンタル(またはゲリラ、年末掃除)スタイルですね。


そこまでしなくても、どの家にもタオルくらいは有り、それを巻くくらいはできるでしょう。

マスクが無いからしないというのは、言い訳ではないでしょうか。

行政やメディアなどの方もマスクが無い場合の行動についてもう少し周知していただけたらと思います。



とはいえ、これだけだと味気ないので、マスクで感染予防をしたいという方へ。

お家で体調が悪い人もいるでしょうし。


マスクの感染防止要素は3要素あると思います。

1密着度

2フィルター効果

3面積

の順に重要度があると個人的には考えています。


まず1ですが、どれだけ隙間があるかという事になります。

マスクの正しい着用法にも関係します。

鼻と口を覆いしっかりと顔に密着させることが必要です。

布マスクでは隙間が多いため効果が薄いという訳ですね。

なぜ、密着させる必要があるかというと、空気が隙間から入るのが多いほどフィルター(マスクの顔を覆う部分)を空気が通らないのでウイルスが素通りになるわけです。

空気や水の流れは、流れやすいところから流れるので、隙間が有れば有るほど素通りになるわけです。

同時に自分の吐く息も素通りになるので感染させない効果も薄くなると考えられます。

どんなに優秀なフィルターを使っていても、隙間から通ってくるなら意味がありません。

極端な例えをすると、どんなウイルスも100%捉えることが出来るマスクが有っても、首からぶら下げていたら効果が無いという事です。

フィルターが優秀でも、そこを素通りされたら意味がありません。


2のフィルターはウイルスを捉える効果です。

ろ過してきれいな水にする効果とかの方がイメージしやすいかもしれません。

ゴミが入った水をきれいにするときに、ザルを通すのとキッチンペーパーを通すのだとキッチンペーパーの方が水も流れづらいですが、より細かいゴミを取れますよね?

ドリップコーヒーを入れる時に、コーヒーを通すけれど引いた豆は落ちてこないでもイメージとしては合ってます。


このフィルターは大きく分けて要素としては、目が細かい(隙間が無い)事と厚さ、大きさの3つがあると考えられます。

特殊加工は個人では手が出ないので、考えません。

目が細かいとその分色々な物が通りづらくなります。

厚さですが、目の粗いざるを重ねると細かくなっていきますよね?つまり、厚いという事はそれだけ汚れ(ウイルス)を捉える効果があると考えられます。静電気を帯びて、捉える効果も上がるかもしれません。

大きさは3の面積に関係します。


3の面積ですが、二つの意味が有ります。

一つはウイルスが顔に付着するのを防ぐ効果です。顔に付着したままだったら手で触って手に付着する可能性が有ります。

もう一つは1の密着の話にも関わりますが、空気の通りやすさです。

呼吸するときの空気は基本的に口や鼻の空いている方向から吸ったり吐く訳です。つまり顔の前の空気の方が顔の後ろの空気より吸われる量が多いと考えられます。

マスクの面積が大きく、アゴやホホまで覆っていて、しっかり密着していればフィルターを通る空気が多くなると考えられるのではないでしょうか。

後、大抵は話すときは向き合っているでしょうから、正面から吸う空気を減らすという意味も有ります。


上記の代用で組み合わせるのがいいのではというのもキッチンペーパーマスクがフィルター、カバーが密着度、タオルやバンダナが面積です。

後、密着度を上げる方法としてストッキングを輪切りにして、マスクの上からかぶせるというのが有りました。

伸縮性があると顔の密着度が上がるので効果はあると思います。


また、個人的な体感ではありますが鼻の所を以下に抑えるかという事が重要かと思います。

タオルを折りたたみ、口と鼻を覆った上からタオルを犯罪者よろしく巻いてみました。

鼻で呼吸すると息が目にあたりました(笑)


鼻と口の間に覆いがあるので、そっちから空気が出入りしないんですね。そのため反射されて目にあたったと考えられます。

ただ、口で呼吸すると空気の出入りは確認できませんでした。上手く大いに分散されたようです。

しっかりたたんだタオルが口全体をふさいでいるので当たり前ですが(笑)。

試しにタオルを巻くだけにすると、鼻と口もタオル越しに呼吸を感じ、目に空気が当たる事は無くなりました。


手作りマスクの作り方は色々検索したら出てきます。

調べた限り多いのが、キッチンペーパーやガーゼなどを間に挟んでフィルターにすると言うのが結構ありましたが、重要なのは、それらをちゃんと呼吸するときに通ってくれるかという事です。

繰り返しになりますが、どんな優秀なフィルター効果もそこを通らないと意味がありません。

そういうところが手作りマスクだけでなく、普通のマスクも感染しない効果が疑問視される要因だと思われます。

とりあえず、一番漏れが多いのは鼻の所だと考えられるので付けた後確認してみてください。

また、鼻の所から漏れる場合でも、鼻でなく口で呼吸すると漏れない場合も有ります。

体調が悪い人の看病の時などは口呼吸を意識する事でフィルターを通して呼吸できると思われます。

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