Hack lift ~懇願する~
俺は自堕落な生活をしていた。
でも、ある日突然にそいつらは俺たちを見つけた。
「No2の名のもとに、俺に一撃を加えぬ限りテンプル式団の名のもとにこの村を滅亡させる。」
こいつは知ってる。知らないやつがいないぐらい有名だ。
テンプル騎士団、半端な魔法使いを狩るやばい宗教団体だ。
「宣誓は済んだ。それではごきげんよう。」
男の手のひらから透明な、決して目で捉えられない何かがこっちに向かってくるのが分かった。
次に目を開けたら俺の村は塵と化していた。
そんな出来事をたびたび思い出していた。
俺の村を滅亡させたのはテンプル騎士団トップ5と呼ばれる連中の一人。
この5人はこの世界で1人しか使えないという魔法を各々持っているらしい。
そいつの名は...
「コープススキン」
っといけねえ、今はあの兄さんを見極めねぇとな
「なぁ、なぁんだこぇれわぁ!!」
うへーなんともグロテスクなことをしやがる。
ありゃ死霊術だ、対象者を突然腐敗させるえげつねぇ技だ。
「そこの旦那ぁ!」
いけねぇ、急がねぇと見失っちまう
「ん?まだいたのか...」
「おっとっと待ってくだせぇ!あっしは敵じゃねぇ!」
なんともおっかねえ、遠巻きに見ていたがガタイは筋骨隆々。
おまけにタッパもあるときた...見込み通りだなこいつぁ...
「何の用だ?」
「ちょっとご助力のお願いをば」
「助けとはなんだ、それで俺に...あぁ、すまない奇病で感情表現がかなり欠落している。」
ずいぶん変わった人だな、感情の欠落?
「あ、あぁそうなんです、、、かい。」
「要件を聞かせ...ウグッ!!思い出すな、思い出したくない!、やめろ、そんなことはしたくなかった!!やめ...」
な、なんだいこの人ぁ!?
突然目の前で発狂しやがった?
端的な言葉を突然言い出しては頭を抱えたり、突然ブルったりしだしてこいつぁおっかねぇ!
「はぁ...はぁ...すまない、これも奇病でな。俺の居た場所ではフラッシュバックというらしい。」
「なんですかいそりゃ?」
「過去に犯した本意ではなかったことやトラウマが突然脳裏に過っては脳内を駆け回る。まやかしと分かっていても脳が異常な電気信号を発してさっきみたいに言葉を出したり、痙攣まがいの発作に近い何かが起きるんだ。」
なんてこったい、こりゃ期待はずれかもしれやせんね...
「ワイトハンド」
「ひえ、こんどはいったいなんだってんですか!?」
「今やったのは死者の手の召喚だ。近辺に不審人物がいないか、こっちを狙っている存在がいないか確認した。」
あれ、死霊術しか...というか詠唱呪文というこたぁこの人これしか使えないのか
「あの~聞いても良ければですがぁ、お持ちの呪文はそれだけですかい?」
「元々は魔法すら使えなかった、その時町人に見つかって一度死んだことがある。その時に俺は選択をして戻る際に副産物として死霊術すべてを詠唱で扱うことができるようになった。」
何を言ってるのかさっぱり理解できやせんでした。
死んだらおしめぇ、それは誰しもが知ってる世の理ですぜ?
「もしかして、その話も死霊術だって言うんですかい?」
「魔法ではない、っとしか説明ができない。」
こいつぁもしかしたらちょっと癖があるだけで大当たりなんじゃないですかい?
「さっきの詠唱見る限り、旦那もあっしらと同じくちとみやしたぜ。」
「どういうことだ?」
あらら~、この旦那世俗に詳しくないんですかねぇ..ある意味好都合ですがね
「あっしらは魔法が無詠唱できても、肝心な使えるレパートリーが1つしかないっていう詠唱と同じ扱いを受けるでさぁ。」
「なるほど、良くわかった。」
まあ、いずれにせよこの旦那も苦労してるに違げぇねぇ
「単刀直入に言いやすよ、あっしと一緒にテンプル騎士団No2に一発お見舞いしてほしいんでさぁ!」
「No2...だと。お前はあったことがあるのか?」
何を隠そうそいつにあっしらの村は滅ぼされたんですけどねぇ...
一通り事情を説明するしかなさそうですなぁ
「感情の欠落があれど、事情は分かった。だが、俺が介入する理由がわからない。なぜだ?」
「あっしに助力してくださったら、迫害の扱いを受ける者達を受け入れる場所を教えやすぜ?」
お願いするだけじゃ商談も交渉もできねぇ、こいつはだれでも知ってることでさぁ
「ですが、その場所ってのも目を付けられやしてねぇ...」
「なるほど、内容はよくわかった。理解した。」
・・・・・・・・・
あれ、頭を下げてみれば旦那振り返ってやせんかい?
「ちょ、ちょっとお待ちくだせぇ!この通り、頼んますって旦那ぁ!」
「ん?理解したといっただろう?なぜ今大臀筋を鍛える必要がある?」
ほへ?なんとも食えない旦那でさぁ!




