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星球大賞2 車山

作者: レオ

おれのまだ小さかった頃

小学校に上がるちょっと前の夏の出来事だ

父が突然、ピクニックにいこうと言い出した

それをOKする母親、ふーんと思いながらもしぶしぶOKする自分





車で3時間30分の長野県の車山に来ていた

初めは山登っていたのだが、突然、横道に逸れたかのようなコンクリートの道の方へ歩き出した。自分は山を登りきりたいとも思ってもいなかったので「なにか楽ができるのでは?」とそういう期待が出来ていた。

しかし、なん分経っても平坦なコンクリート道と周りは木や雑草ばかり、どうなってんだと思いながらもついていった。しかし、ほどなくして「ついたよ。」という母親、どう見てもさっきまでの道と変わりがないかのような道だった。どういうことと、疑問に持っていると、母と父はバックを置いてなかをなにかを取り出すかのように片手で自分のバックの中をあさっていた。母の様子が少しおかしかった。「何やってるの?」と声をかけようとした瞬間、不敵な笑みの母が包丁を取り出していた。なにがなんだかわからず僕は逃げようとした瞬間、父に腕をつかまれて腕を後ろにされたまま動けなくされてしまった。「殺される!」と思った僕は、必死で腕を振りほどこうとした。しかし、まったくだめ。

「なにかないか?」と思いながら、山の上を見ると、人影がたくさん見えていた。なんでこんなに、と思いながらも必死で声をあらげると、ひとりが気づいたようすで周りと話してるようだった。すると、ほどなくして山の警備の人がやって来て僕はなんとか助かった。あれはなんだったんですか?と警備の人に聞くとあれは、「君の母親と父親だよ」?

「大人は入っちゃいけないとインターネットや新聞の広告にも大きく出してるんですがね」「車山この山の名前。このやまに大人が入るとオオカミになったかのように行動がおかしくなったり性格が急変するんだ。」家まで安全に送るという名目で家までおくってくれた

「知らなかった、父や母はまったく調べずにこの山に行こうとしてたなんて。」いや、でも待てよ。あの警備の人、どう見ても大人じゃなかったか、疑問に思う少年の毎日は続きそうだ。 おわり

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