空とか夜とか
学校の日の午後みたいな日々が続いて
理由がないから歩み続ける
好きなところこそ数えれば手じゃ足りないから足まで使うけれど
嫌いなところは数えると少なかったりするものだ
濃さ 薄さ 濃淡
すべてが重なった時何かが生まれるわけでもなく
羨み 逃げた
暗くはないから
でも夜の方が楽しいかな
朝になればまた入り口に戻るのかな
楽しいかな
楽しいのかな
目が覚めても少し重くて沈む
沈んだ反動で一日を乗り切る
また沈む
だからそこらの人々は反動で駆け抜けている私しか知らないのだ
真上にパチンコを弾いたら
沈んでから上へ跳ね上がりまた戻って沈むように
その時部屋の中間くらいの空気は上昇して行く球しか知らないのだ
あるとき
人が人を呼び
少しの隙間が見え
また閉じる
扉のよう
気づくと私は扉を
少し強引に引く
何ができるか
何をしたいか
したいことができることとは限らないけれど
月に向かってイッショウケンメイになればいつか触れることができると小さい頃に絵本で学んだ気がして
手を伸ばしてみた
いつもは戻ってくるはずのその手は
未だに私の体と体の中心のもっともっと奥の方を引っ張って離さない
こんどは逃ゲないでね
ああうるさいと耳を塞ぎたくなる?
違うんだ
今は
違う
もっと光の方へ
新たなる道へ
強く
踏み出すことができるなんて
痛くてちくっとして
あ、でも血は流れなイな
愛しくて切なくて
見上げて"馬鹿"りで?
違うんだよ
気づいてるよう
いいのだこれで
私のお月様
儚くて愛しくて気高い
お月様
見上げてばかりで、少し近くて、やっぱり遠くて
でもとても、とてもとても近くにいる
ぎゅっと抱きしめて
お月様
強く手を引いていいですか




