84羽:俺称『アニ』。結婚おめでとう!
2016年1月31日
俺称『アニ』が昨日結婚披露宴を行い、二次会に誘われ参加した。
披露宴に参加させてもらえるかと思ったけど、同級生、会社関係が優先だから、やはりそこは違うようだ。
二次会に御呼ばれされたぐらいでも、良しと思う。
でも、俺には若干の嫉妬感はあったのかもしれない。
前々会社を辞めて5、6年経っているかなぁ。
名簿を見ると、記憶に有るような無いような・・・
2次会に参加した人達の三分の一は前々会社の人たち。
いわゆる、元古巣にも似た二次会へ突入した。
病気持ちはこういう所は苦手なんだ。
金髪だから浮く事は覚悟しているが、取り繕う事を止め、そのままの感想を言ってしまう。
治療の一貫だからしょうがないけど、たまに人を傷つけるような事も平気で話す。
入ってすぐ感じたアウェー感。
でも助かった。
当時のフットサルのメンバーであった勤続27年の統括、そして、勤続8年、契約社員時に家を買った空気の読めないピエロ(KYP)後輩と共にテーブルを囲む事に成功し、ゆっくり時が流れ始める。
久しぶりだったなぁ。
そして、相も変わらず「会社に戻ってきてよ。お願いだから。」の台詞。
「あ~、だから、戻らないって。だって病気完治してないし。」
会社という枠を超えてしまえば、『一』人として会話を楽しむ。敬語なんてサラサラ使う気も無い。
ってか、俺のどこがいいのだか。
テクはあっても今戻れば、かなりの問題児(?)だぞ。
ぶっ飛んだ夢みたいな構想をロジカルに説明するんだよ。
5、6年先を見据えて実働できるかできないかぐらいの訳の分からないシステムとか力説してたんだよ。会社を辞めた今になってそれは実働していることを知っている。いや、元ネタは俺が作ってんだけど。その功労者は上司に取られた。そういう話は勿論なんだが、やったこっちの評価は相応のレベルでしてもらったが、『実績』としてそこに名前を残して欲しかった。
0時や1時を越えるのは当たり前の会社に、よくもまぁ5年間も居たもんだ。若かったからか、それとも物理専攻出身者が全くの間逆世界の仕事に携わる事が新鮮だったのか。
今の職場環境は俺の居た時代とかけ離れ、かなり改善されているという。結局のところ俺の力説していた給与体制にも変わったらしい。
こんな恨めしい思い出話を垂らす、そんなヤツをどこの企業も欲しがらんだろう。
と、話し込む。
後から二人の男女に声を掛けられた。
ん~。
男性は覚えていたが、女性は・・・正直さっぱり覚えていない。
「kootっ君、久しぶり。金髪だったから全然分からなかったよ。」
「なんでまた金髪~?」
かくかくしかじかの説明をする。
「あ~大変だったね~。今はそう見えないけど~。」
「あぁ、だいぶ良くなったから。でも働く気は無いし、自分が何をしたいって今模索中ってとこ。」
「ふ~ん。わたしね・・・」
略。要するに、彼女は多分俺と同時期に寿退社をし、山奥で農家をやってるそうな。
『果物のネット通販』をしていると。
俺の好奇心に火がついた。
「なるほど。わざわざ、道の駅とかで足で買いに来る客より、流行のネット販売に転向か・・・それは、先が見えるね。」
「でしょー。農業という『形』を変えてみせるの。」
自信満々に語る。
っていうか、この人と当時はこんなに話ししてないよな。当時の彼女を思い出そうと必死に記憶を探るが続けて話してくる。
「卸すと値が落ちるから、直売でも高値で販売する方式でやってんだ。これが意外と軌道に乗ってきて、農家を目指す未来の人たちの指標、目標になってもらうの。」
「ほう。時代背景に合わせて、形を変えるってそういう事か。面白いね。それ、成功するよ、きっと。間違いなく、人は外に出ないで買い物する時代はもう目の前だから、先頭走ってってよ。見届けたいし。」
「彼女、昔はいつも冗談しか言ってなかったから、こんな真面目な話するの意外でしょ。」
隣の男性も割って入ってくる。
「いやー、当時はお世話になりました。ってか、これからもお世話してください。」
「じゃぁ、今度飲み行こっか?」
「是非是非。」
俺は深々と挨拶をし、去っていく二人を見届けた。
二次会恒例の抽選大会が始まった。
「あ~当たった試しないわ~。」
「当たらないよね~。俺どっちかって言えば、進行役だったし。」
「20番!はよ!20番!」
口々に年功序列で野次を飛ばしていくテーブル集団。
3番目ぐらいだったかな。
奇跡が起きた。
俺、初めて当たった。
腐るほどの二次会の幹事、参加する中で初めて当選した。
しかも、俺称『アニ』の二次会で。
「っよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
感極まって叫んでしまった。
どっと注目が集まる中、視線は無視して景品を受け取り席へ帰る際、新郎の同級生と思しき集団から声を掛けられる。
「おめでとう。よかったね。」
「あざーす。ってか、同級生だったら○○さん来てないですか?前にフットサルをよくやってたんで。」
「あー、隣だよ。」
「え?」
向き合うオッサン二人。
「○○さん?」
「そうだけど、誰だっけ?」
「ほら、フットサルでよく試合出てたじゃないですか?ここ見覚えありません?」
顔の中心に円を描く様に示す。
「あー!あの時の!いやー、外見だいぶかわったね。ってか、キャラも変わってなくない?」
「いや、昔からこうですけど。ほんと久しぶりです。会えて良かったー。たまにお店に行くんですよ。隣のだけど。チラって中を見るけど見当たらないから、中々入り辛くて。」
「今、走り回ってるからねぇ。今度、隣のお店に行くんだったら、まずうちから食べて、隣を食べる。んで、またうちで食べるのが通の食べ方だよ。」
「いや、そんなサンドイッチ方式できないし。」
「まぁ、ほんと来てよ。」
「だったらきっちりサービスしてもらいますからね。」
「シロップ多めで。」
「氷屋なんだから、氷盛ってよ。」
しゃっしゃ笑いながら、深くおじぎをして去った。
宴も竹縄で終わりが来た。
普通に楽しかったぁ。
精神的にギアアップした疲れと久しぶりに対人と楽しく話せたことを「ちょっとは普通になってきかな」と満足していると、また声を掛けられた。
「kootっ君久しぶり。誰か分かる?」
女性だった。
そして、やっぱり覚えてない。
「ん?覚えてないや。」
「○○だよ。あん時の○○とかでお世話になった。」
「あー!思い出した!ってか、こっちこそお世話になったよ。それよかそんな綺麗だったっけ?キャラも違わなくない?」
「君はチャライなぁ。私は、会社とプライベートは分けてんだよ。」
「そうなのか。知らなかった。だって、いつも黙々というか、シンシンとしてた感じがしてたんだけど。○○さんの普通ってそんなんなの?」
「何?その、シンシンって。初めて聞く日本語だわ。」
「なんつーの、ほら、一人でシュルシュルってしてたじゃん。」
「全然わかんない。」
「まぁ、分かんなくていいや。へぇー、年数経てば変わるんだねぇ。」
「いや、変わって無いから。変わったのはkootっ君の外見だよ。」
「あー、そこね。俺ちょっと病気でさ。色々あって、今はこんな感じ。間違ってもチャラくはないよ。」
「ふ~ん。」
「あ、コレ上げるよ。名刺代わりのキャラカード。それ読めば全部分かるよ。信じてる人にしか上げない超貴重品だから。」
「ふ~ん。」
「ふ~ん」を聞くたびに思い出してくる。こんなキャラだったわ。
「なんかあったら、連絡してね。あと、ちゃんと読んでよ。」
「あーい。」
今朝、楽しかった一夜の余韻を残しながら、爽快な朝を迎えた。
昨日の景品はムスメに開封させようと、未開封のままテーブルに置かれていた。
「はい、昨日のお土産。」
「やったー♪ありがと♪」
手っ取り早く開くと中には、『コップのフチ子 ULTRAS』。
でたぁ。フチ子。二度目の登場だよ。
フチ子に関しては収集欲をかきたてられないが、またフチ子と再会できてちょっと嬉しかった。
中身を空けると、パッケージに記載されていない形のフチ子さんが「こんにちわ」と出てきた。
二度目の奇跡が起こった。
謎のフチ子の正体は『シークレット』系。
名前は『ゴールのフチ子』と命名されている。
天に向かって指差す、サッカー界No.1の女神たる象徴。
日の丸を背負い、威風堂々たる後姿。
『アニ』、これは家宝に認定します。
そして、末永くお幸せに、家族共々これからもお付き合いを程ほどによろしくお願い申し上げます。
あとがき。
先頭切って走る自慢の農家さん。
『KURUSU Farm』
以下、参照URL。是非見てみて。
http://kurusu.org/kurusu_farm.htm
フットサル仲間の氷屋さん店主。
『(有)柳川氷室』
超有名だけど一応食べログ載せるね。
http://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46005440/




