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80羽:0.05%の可能性

2016年1月27日


最近、成績不振が続く。

FFメビウスの『バトルタワー第8弾【逆襲のスコーピオン(光・闇属性)】』が開始され、1週間以内にボスを何体狩ったかを競い合うイベント。


前回1638位

前々回1535位。


俺は、今現在50体を狩り順位は1490位。

残りタイムリミットは4日と8時間。


現在1位の人は174体を狩っている。

悔しい。


ゲーマーとして、無課金としてソロソロ厳しい状況になってきた。

ボスもさることながら、ボスに辿り着くまでの中ボスの戦闘アルゴリズムに変化が生じてきて、対処に戸惑い、スキが生まれ、今まで蓄積してきた我流の戦闘理論を破壊され、死亡という結果が続く。


ジョブはほぼコンプリート。

スタメン組のアビリティもMax。


けれど、勝てない。

デッキを組みなおし、敗れ、組みなおし、敗れ・・・

夢幻輪廻での死闘は今も続く。


元ランカーとしては100位以内に入りたい。

しかし、今は1000位の壁がとてつもなく遠く、厚い様に感じる。



たかがゲームかもしれない。

しかし、俺にはたかがのゲームではない様な気がする。


毎日、毎日、キャラクターのスタミナさえあれば、アビリティの育成に時間を注ぎ込む。

攻略情報サイトとかあるが、必要な時しか見ない。

というか、見たくない。

自力で攻略し、攻略情報が更新される前に攻略してから確認する程度に修めている。

通常ダンジョンは、開放されれば1日、2日当たりで余裕クリアする。

逆に攻略情報を売ってやろうとも思った時期もあった。

でも、面倒だからそれはしない。

それよりも育成に時間を割く。


通常とは違う、このバトルタワーイベントだけは本気で取り掛かる。

『最強』の称号が欲しいが為に。


2月から実装されるであろう、リアルタイムマルチプレイ。

この高画質クオリティでのマルチプレイは、携帯電話の域を超えている。


リアルタイムマルチプレイとは、4人が協力しあい、盾役、回復役、ブレイク役、アタッカー役それぞれで活躍できる場が開放される。

花形は勿論、アタッカーだろう。

ボスをほふるのは快感だから。

俺はどのジョブでも出来るが、アタッカーまたはブレイカーだろう。

だから、『最強』の称号が欲しい。


ゲームに打ち込む最大理由が後一つある。

300万というアカウント数の中、大体1500位と言う事は、俺は全アカウント中0.05%以内という存在位置が優越感に浸らせてくれる。

競争社会の中、0.05%の逸材と言う事で勝手に当てはめて考えている。

バカでしょ。

コツコツ地道に努力をすれば、才能はなくても0.05%以内に入れる。

その『可能性』を肯定的に見ている。

大言壮語なんだけどな。



数年前、STAP細胞で世間を騒がせた小保方さんが手記を出版する。

タイトルは「あの日」。

前々会社が科学系だったせいか、非常に興味深い本だ。


今、日本では理科系の教育離れが続いている。

彼女は『リケジョ』の星だった。

元々、小保方さんの教授がSTAP細胞の誘いを掛け、実験を重ね、論文の発表。

そして、他論文のパクリ疑惑から発展し、再現不可という結果、彼女は理化学研究所を追い出され、そして昨年には博士号の学位さえも取り消された。

まぁ、その道を選んだのは彼女本人だが、理研自身の管理体制にも責任があると思う。

理研の上層部は数ヶ月の停職処分しかされていない。

小保方さんに与えられたのは『再現』できるかの権利だけだった。

しかし、数ヶ月という短期間、小額の経費では『可能性』を秘めたものの実験回数は極端に少なすぎた。


正に、彼女は、躍らされ、吊るされ、晒され、追放されたのだ。


STAP細胞の真実は、自殺した教授しか知らない、闇の中。


小保方さんの肩を持つわけではないが、なんとなく解る気がする。

自分しか持っていない実験スキル。

俺も当時、そんなスキルを持っていた。

それは、仕事を辞める際、後輩に託す事をしなかった。

再現できるかと言われれば、出来る事もあるし、出来ない事もある。

不確定要素が多かったから託しはしなかった。


STAP細胞の存在も完全否定はできてはいない。可能な限りの善処をしたとは思えない。

『可能性』とは本当にちっぽけな物と思う。

潰したのは理解研であり、奪い、世界に撒き散らしたのも理研だ。

数十年経った後に、発見されれば大バカ物となるだろう。



人は、0.05%という有り得ない様な『可能性』の存在を『時』として理解できない。


アルベルト・アインシュタインの特殊相対性理論を例にあげると、1905年に発表し1921年にノーベル賞を授与。

16年の歳月が流れている。


その『時』は理解されない。

後になって理解され、世間に広がる。


天才であろうが、凡人であろうが0.05%の何かしらの『可能性』は秘めている。

それを信じるか信じないかは自分次第。

俺は誰がなんと言おうが、己を信じたい。

当然世間はそれを信じないだろう。


「世の中は進歩しているようで、己には遅れているのだから。」


これまた、大言壮語なんだけどな。

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