表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/208

57羽:ムスメと○○してみた2

2016年1月4日


王道のトランプゲーム。

『ババ抜き』


数字の分かるようになったムスメと、二人だけでやってみる。


昨日、嵐がやっていたアレを二人で対決。

どんまい、長瀬。

俺は子供相手に容赦はしない。



小学生の頃に買った「ドラゴンボールZ」のトランプ。

こんな遺産染みたものを、我が家では愛用している。

一般的なトランプより二周りは小型。

大人の手でシャフルすると、意外に難しい。


さぁ、始めよう。

シャフル。

配布。


俺は同じ数字を合わせてサクサク捨てていく。


ムスメも見様見まねでやっているようだが、最終的に広げ始める。

「パパ~、これとこれ一緒~?13?」

「あぁ、一緒だよ。」

『K』も分かっているようだ。


トランプを教えてもいない4歳のムスメ。

俺とババ抜きの一騎打ちをしようとは。

「こんなもん圧勝だよ。」

思わず嘲笑が漏れる。


ムスメも捨て終わったようだ。


「じゃんけ~ん、ポン。」

ムスメ先攻で始まる。


ん?

俺は3枚。

ムスメも3枚。


ミスった~。

ババを2枚とも入れたままだった~。


想像通り直ぐに終わる。

ムスメが先に終わった。

それと同時に俺も終わる。


ルール設定は、最初に手元から無くなった方が勝ち。

だから、1回戦目はムスメの勝ちだ。


「もう一回しよう。」

俺から再戦を申し込む。



2戦目。

ババ抜きではつまらないから、ジジ抜きに変更する。

ジジ抜きのルールを説明した。


さぁ、始めよう。

見ないように、見せないように、ムスメに1枚だけ束から抜かせる。

すかさず、見えないところへ隠す。

さぁ、ジジは何かな~。

シャッフル。

配布。


俺は、サクサク捨てていく。

ムスメは、最終的に広げ始める。


1戦目と同じ光景。


俺とジジ抜きの一騎打ちをしようとは。

「こんなもん楽勝だよ。」

「相手が相手だったな。(クラウド調で思う)」

思わず顔が崩れる。


ムスメも捨て終わったようだ。


「じゃんけ~ん、ポン。」

またもやムスメ先攻で始まる。


ん?

俺3枚。

ムスメ3枚。

1枚抜いたのに、持ち札数がまた同じなのはおかしい。


「おかしいよ。」

一旦、ストップし捨てた場のトランプを確認していく。

合っている。


「あ。

パパ~、トランプ投げたでしょ~。」

テーブルの下から出てきたムスメの1枚。

「投げてないし。広げてる時に落ちたんでしょ~。」

不満な顔をしながら、自分の手札に収めていく。


再開。

ムスメが取る。

捨てる。

俺が取る。

捨てられない。

ムスメが取る。

捨てる。


勝負所。

「さぁ、どっち?」

躊躇無く、右側を選ぶ。

「やった~♪」

跳ねて喜ぶ。

また、負けた。

悔しくて、切なくて、愛しくて、心が折れそうだ。


「ラスト!もう一回しよう!」

頭を下げて再戦を申し込む。



3戦目。

ジジ抜きで決着を付ける。

勝った人が3ポイント。

バラエティ定番のルールで挑む。


さぁ、始めよう。

ムスメに1枚だけ束から抜かせる。

見えないところへさっさと隠す。

シッフル。

配布。


俺は捨てる。

ムスメは広げる。


2戦目と同じ光景。


俺とジジ抜きの一騎打ちをしようとは。

「あ~。ジジは8か。」

「バレバレなんだよ。」

しかし、油断は禁物だ。

引き締めてかかる。


ムスメも捨て終わったようだ。


「じゃんけ~ん、ポン。」

あぁ・・・

また、ムスメ先攻で始まる。

じゃんけんに勝てない。


持ち札数は、俺4枚とムスメ5枚。

「オッケ。」

開始。


ムスメが取る。

捨てる。

俺が取る。

捨てる。

ムスメが取る。

捨てられない。

俺が取る。

捨てられない。


攻防を続けること5往復。


俺1枚。

ムスメ2枚。

ジジは、ムスメにある。


俺の番。

「コレが8?それともコッチが8?」

大人気なく心理戦を駆使し、顔で「8」を読み取ろうとする。


「ふふふ、取って欲しいカードを指すと、目がガッツリ見開いてるよ。」

心で勝利の舞いを踊っていた。


「よっしゃー、これだー!」

凝視された逆サイドを取る!


・・・

外した。


やべぇ。

立場逆転したよ。

何さっきの凝視は。

取られたくない方の面なのかよ。


慌ててシャッフル。


今までの攻防を思い出し、ムスメの傾向を導き出す。

よく取るのは右側より。

右側にジジを配置。


「さぁ、どれ!?」

今回は躊躇している。


「迷え~。右側引け~。」

悪魔の囁きが乱舞している。


「勝負!」

一瞬の静寂。

「ん~。コッチ!」


「やった~♪」

逆サイドに展開され、ポストプレーから、ゴールへ流し込む。

鮮やかゴール。


あっけなく全敗。

ムスメの全勝でトランプが終わった。



大人の心理戦が通用しない。

適用されない。

もっと子供目線で対応しないと。

本気でも、殺られる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ