53羽:天と地と 一
2015年12月31日
12月31日。
大晦日。
「紅白」と「ガキ使」のどっちを見るか実家で荒れるだろう。
個人的にはラスボスこと「小林幸子」さんが登場する紅白が見たい。
今年の年末年始は実家で過ごす。
弟も帰ってくる。
ずっちーなー。
俺の2015年思い出ベスト5、いってみよ。
第5位。
俺称「アニ」が結婚した事。
今でも有り得ないと思っている。
突然のアニからのLINE。
「俺、結婚決まったから。」
あまりの嬉しさで、即行電話をした事を覚えている。
正確に言えば、「結婚した。」の、過去形かよー。
「家庭」、「家族」に無関心のアニが結婚を決めた。
射止めた女性は、相当のやり手だ。
捻くれた性格に加え、細かい拘り。
しかし、扱い辛いアニを既に尻に敷いている。
もう、この人しかいないと思った女性とゴールイン。
本当によかった。
末永く家族共々よろしく。
第4位。
仕事を辞めた事。
この判断は、23羽にも記載した通り苦渋だった。
今は、後悔はしていない。
逆に感謝しているぐらいだ。
主婦値(主婦としての能力)は高い。
気がかりなのは家計ぐらい。
さぁ、どうやって収入を得るか・・・
第3位。
金髪にした事。
今年初めて「やりたい事」を思いつき、実行した。
一度はやってみたかった。
今では金髪を越え、プラチナ、銀髪に近い。
脱色に脱色を加え、キューティクルは満身創痍。
ちょっとでも引っ張れば、軽く切れる。
将来間違いなくハゲるな、コレ。
第2位。
「リアルニート侍の日常」を始めた事。
はい、この日記だよ。
ノンフィクションの毎日を、自己中心的観点で書く。
365羽書きたいという欲望からだろうか。
良くも悪くも、何故か続いている。
様々な友人から応援、または心配のメッセージが届く。
初めは毎日のように日記の感想を伝えてくるヤツとかいたよ。
「メールが来ない時は見てない日。」とか言っていた。
ここ最近全く来ない。
多分、見てない。
それか、感想を毎日送るのが面倒になったのか。
おい、見てるかー。
そうだなぁ。
毎日日記を、たまに長文を綴る。
「コイツ、すげー暇人。」だと思われてるだろう。
そうだよ、暇だよ。
永遠の休みに突入してるんだから。
でもな、この永遠の休みって苦痛だぞ。
休みが休みでなくなるんだから。
「あ~仕事辞めてぇ。」
と思ってる人。
一度してみるといい。
どれだけの苦痛なのか。
どれだけの羞恥なのか。
やってみれば胸中分かるだろう。
この歳で友達など出来やしないと思っていた。
でも、このくだらない日記のおかげで「友達」が増えた。
ありがたや、ありがたや。
もっと広めたい。
もっと、もっと、拡散させたい、この日記。
少なからず野望が沸いている。
このブログをフォロー、シェアして欲しい。
皆様、なにとぞご協力を。
それでは、栄えある第1位は!
デン、ドコドコドコドコドコドコドコドコ・・・、ドドン!
第1位。
『仕事にスカウトされた事。』
この日記を始める前、2015年10月下旬の事。
学生時代の友達の結婚式に、受付係りとして参列した。
鬱病だし金髪とは説明したが、断りきれなかった。
「受付」、「二次会幹事」、今まで何度したことだろう。
「The3名様」の一員として、受付を難なくやり遂げた。
タバコ休憩の際、新婦側の叔母と何気ない会話に花を咲かせてしまい、タバコを吹かし続ける。
なかなか席に戻れず、今度は別の男性3人組みに絡まれる。
新郎の会社の上司だった。
「はぁ?30歳越えて金髪かよー。」
「親のスネでも齧ってんのか?」
バカにされたよ。
「齧ってねーし。齧る程俺は甘くねぇよ。はぁ。」
内心苛立っていたが、顔には出さず我慢し続け、合わせてタバコを吹かし続ける。
「あ~この結婚式、どうなってんだ。」
ぼやき続ける、悪い性格の自分。
「ってか、さっきの受付よかったよ。うちで仕事する気ない?応対のスキルが結構高いよ、君。」
白髪染みた、重鎮としか思えない風格を持った人から投げつけられた。
「ウソでしょ。」
タメ語で話す。敬語は時折でしか使わない。
仕事を辞めてから、「タメ語」と「敬語」をある意味上手く使いこなせる様になっていた。
その場で、就職については丁重に断った。
しかし、就職活動が突如勃発する。
いや、強制的にコッチのテーブルに代わる代わるやってくる重鎮達。
テーブルの達公も笑いながら、
「こいつ結婚式で就活してやがる。」
「アホ、働かねーっつーの。」
重鎮の前で繰り広げる、重鎮そして最重要の新郎無視の会話。
そして、遂には会社上司等のテーブルに強制送還される。
名刺を渡される。
新郎が働いている会社名を再確認。
全国展開されている老舗企業。
大手だよー。
はぁ?九州支部支部長さん?
「まじかよー。」
まじだ。出るもんは出る。
「君の名刺も頂戴。」
「いや、だから、持ってないって。」
「あ、そっか、だったらこの名刺に電話番号を書いて。後日、正式に電話するから。で、形だけの面接を受けて。」
「いやいや、そんな名刺にメモとかできませんよ。ってか、就職って・・・」
否定を続けるも、更に上の者であろう人が追い討ちを掛ける。
「いいから、いいから。大丈夫。これは、私も認めよう。」
恐れ多くも電話番号を記入した。
正直、恐怖のスカウト。
よく状況が掴めなかった結婚式。
すまん、新郎よ。
祝いの言葉をあまりかけられなかった。
翌日、電話が鳴る。
知らない番号。
しかし、予想はしていた。
取り敢えず出てみる。
「こんにちは、今大丈夫?」
そう、支部長さんからだった。
「昨日は、ありがとうございました。おかげですごく楽しかったです。」
挨拶を早々に済ませ、本題をぶち込んできた。
「昨日の話、本当だから。なので、答えを聞かせてくれ。」
唐突に迫られる、人生の選択。
「私、鬱病です。それでもですか?」
本性を再度突きつける。
「大丈夫。全面バックアップして一人前に育てるよ。」
なんと、寛大な対応。
高速で頭を回し、返答する。
「考えるお時間を頂けませんか?大事なお話ですし、○○さん(支部長さん)のお気持ちも大事にさせて頂きたいと思いますので、生半可な考えでお答えできません。」
「なら、3日後、12時ぐらいに電話頂戴。じゃぁ、いい答え待ってるよ。」
「しっかり考えさせて頂きます。お誘いありがとうございます。失礼いたします。」
乗り切った。
返答するまでの3日間。
苦しんだ。
久しぶりに想像を絶する、苦悩を強いられた。
答えは電話がくる前から出てはいた。
しかし、しかし。
「生かせる可能性」が残虐にも脳裏にこびり付いて離れなった。
答えの日。
震えながら、丁重にお断りをした。
「いつでも遊びにきてね。」
重ねてくる誘惑の吐息。
振り払うので必死だった。
新郎ゴメン。
その後の会社の待遇に問題ないかな。
大丈夫だといいけど。
今思うと、天職。
機械、農業機械には強い。
祖母宅が農家だからだろうか、機械の操作、修理など大体造作ない。
もし入社していれば、営業系エンジニア。
数字取れただろうなぁ。
ま、あの決断に後悔はしていない。
俺には、この自己中心的な日記が一番大事だ。
人の中傷はしないつもり。家族以外は。
面白くない話も面白くなる様に目線を変えて考えてみる。
「読者が増えるように。」
「ファンが増えるように。」
「ついでに、いささか先生になれますように。」
腹黒い野望を抱きつつ2015年の終わりを迎える。
さぁ、除夜の鐘でも払えない煩悩を続けよう。
来年もよろしく。




