48羽:半熟ヒーロー
2015年12月26日
毎回、毎度の事揉める。
卵は、完熟か半熟か。
どうでも良くない議題。
俺とムスメは半熟派。
一方、ダンナは完熟派。
卵入りうどん等作るときは面倒極まりない。
先にダンナ用の卵を湯に投入。
その後、時間差で俺等の卵を投入。
完熟と半熟の違い。
まずは、食感。
完熟はモサモサ。
半熟はしっとり。
次に、味覚。
完熟は凝縮される。
半熟は口の中で広がる。
最後に、消化効率。
完熟は生卵より消化が遅い。
半熟は生卵より消化が早い。
どう考えても、半熟が圧倒的有利だ。
ポーチドエッグなんて流行り中の流行。
女子は目にすると、目がうるうる、キラキラ。
「あぁ~、綺麗。」
水トアナのよだれを飲み込む様な食レポもあるぐらい。
それなのに、完熟派の頭の中はどういう構造になっているのだろう。
完熟である意義が分からない。
『きのこの山』と『たけのこの里』。
王道中の王道議論が展開されるのをテレビで見たことがある。
チョコたっぷり、クラッカーがカリカリの『きのこの山』派。
チョコたっぷり、クッキーがしっとりの『たけのこの里』派。
チョコの量に少々違いはあるが、対した差ではない。
分かれるのは、食感の違い。
俺は、『たけのこの里』派。
俺だけではない。
ウチはみんな『たけのこの里』派だ。
うん~。
食感の好みが同じなのに、卵は譲れない・・・
脳内環境どうなってんだろう。
それとも、成長過程に難があったのか。
あ~。
今日も言っている。
「もうちょっと固めてよ。」
「いや、それが一番おいしいいから。」
ポーチドエッグよりも固め、黄身の中心部だけがちょっとだけトロリ。
絶妙なタイミングで湯から揚げられた卵。
「このどこがだめなんだ。」
「中身が固まってないから。」
もう自分で調理してくれ。
アマチュアシェフとしての意地が、脳内味覚を上書きさせてやる。
いつの日か宣言させよう。
「私、半熟じゃないと生きていけない。
半熟がいないと、ダメなの。」




