40羽:偽りの女子会
2015年12月18日
2015年12月18日
時刻は18:47
「あぁ。来ちまったか。」
今日という日がやってきた。
女子会だ。
男は俺だけ、残り4人は女性だ。
既婚者は俺と女性1人。残り女性3人はまだ未婚。
全員中学時代の同級生。
そもそも、コレは女子会なんだろうか。
女性A
性格は、ほんわか、まったり、マイペース。
うん、女性だ。
女性B
性格は、つっけんどん。
関西弁。
学生時代、女子便所に入ってないのに、
「koot女子便入るな!」
と黒板に書かれた。
「入ってねーし、興味ねーし。」
それなのに、最近は男という生き物の生態相談をよくしてくる。
しかし、事あることに喧嘩になる。
言い争いをすると俺が負ける。
あんたの方が俺より男だよ。
女性C
性格は、誰ともでも平等に接し、温和。
端整で凛々しい顔立ち。
学生時代は柔道部。
SUBARU大好き。
ラリーライセンスを持っている。
自分で事業を立ち上げ、現在東奔西走している。
その活力、原動力、あんたのほうが俺より男だよ。
女性D
性格は、おっとりさん。
学生時代は柔道部。
中学2年のときCCQを決められ、ズボンを脱がされそうになった。
俺より腕っぷしが立つ。
パワーは、あんたの方が俺より男だよ。
ということで、性別を抜き去り中身を考えれば、女1名、男4名という構成での飲み会だ。
女として見てはいない。
気を許せば、〆られる。
弄られる。
足取りは重く、帰りたい。
断頭台へ向かう処刑人。
「潔く、済ませてくれ。」
または、滝川クリステルさん。
「最高の『お・も・て・な・し』をしよう。」
心に誓う。
「なぜ、断らなかったの?。」
ダンナは聞いてくる。
誘いが来たときに断ればよかったのかもしれない。
しかし、2つの理由がある。
1つ目。
男性同級生の情報だ。
あいつ等がどんな職業で働いているのか。
ヤンキーだった奴ら、真面目な奴ら。
興味がある。
これからの活路を見出すために、女子会という戦場へと向かう。
「兵士は戦場で育つ。」
育って見せよう。
2つ目。
女の子の育て方。
マセてきたウチのムスメ。
最近色々な男の子に恋をしている。
今日はR君、昨日はH君。
日毎に恋愛対象が変わる。
このままでは、悪女一直線。
遺伝子的操作により、父は嫌われる。
歳を重ねる毎に対応の仕方を変えなければいけないことも分かってはいる。
分かっているが、どうすればいいのか分からない。
俺が男兄弟だったからだろうか。
力、早さ、計画性が全てだった我が実家の教え。
それだけでは、足りないように感じる今の自分がいる。
アドバイスを乞いたい。
そういうことで、いざ出陣。
帰ってきたら、感想を書こう。
2015年12月19日 00:14
みんな「大人」になっていた。
女性A
毒吐きすぎ。
想像できなかった、こんな展開。
溜め込みすぎるのは注意だよ。
フルマラソンのボランティアで参加するとか。
幾度と無くボランティアで参加してるとか。
「自分が走れない分参加してみたい。」
どこから沸いてくるのよ。
その精神。
もっと、自分をケアしようよ。
女性B
後輩に慕われすぎ。
休みの日ぐらい、仕事は断れ。
仕事の事を考えすぎる。
せめて、ハローワークに通っている時ぐらいは休め。
バイトだって?
そんなの関係ないよ。
「自分が幸せでないと他人さえ幸せに出来ない。」
自分を振り返って声をかける。
女性C
静かなる野望を持ちすぎ。
しかしながら、その野望に便乗したい。
『喫茶店』
甘い誘惑だ。
さすが、小学校3年以来の付き合いだ。
阿吽の呼吸だよ。
女性D
意外にも俺と似たような状況。
真面目すぎなんだな。
考えすぎなんだよ。
骨折してからの荒良治してたんだな。
フィジカルもメンタルもついてこないぞ。
「澤穂希」選手も引退したんだ。
お前もいい加減、前線(格闘家)から引退しろ。
みんな頑張りすぎだ。
そんなに頑張ってどうなる?
収入の為?
税金の為?
年金の為?
今まで払ってきた保証でどうにかなるだろう。
一時はな。
俺が心配なのは、個々の、人としての生き方。
仕事が心配ならそれで構わない。
でも、お前という人は一人しかいない。
もっと自分を大事にしてもいいじゃないか。
「世界に一つだけ」のお前なんだから。
「自分を蔑ろにするヤツは、他人をも幸せになんかできやしない。」
そう、これが俺の幸福論だ。




