37羽:最初は「あ」に見えたよ
2015年12月15日
生中継で見守った。
2015年を表す世相漢字の生中継放送。
エサに群がる蟻の様な報道陣、そして見学客。
清水寺の舞台、崩壊するんじゃない。
舞台から振り落とされそうな仰々しい放送を、ワクドキしながら見ていた。
「今年の漢字」は、
『安』。
森清範貫主が特大の特別製和紙に墨で書き上げた。
『安』は応募12万9,647通のうち最多の5,632通(4.3%)。
安倍政権のもとで安全保障関連法案の採否をめぐり国論を2分した点。
世界で続発したテロや異常気象、マンションの杭打ちデータ流用、2020年東京オリンピックエンブレム、競技場問題などで人々が不安になったことなどが理由に挙げられている。
そのほか、2位「爆」、3位「戦」、4位「結」、5位「五」、6位「賞」、7位「偽」、8位「争」、9位「変」、10位「勝」となった。
俺の予想は、
「戦」
だった。
微妙に3位か。
『安』
なんて漢字は思いつきもしなかった。
それよりも、「五郎丸歩」選手の『五』が5位。
ちょっと笑えた。
それよりも、投票数4.3%のうち2%は間違いなく、
「とにかく明るい安村」
でしょ!
「安心してください。履いてますから。」
そのフレーズだけで、ユーキャンの流行語大賞にもノミネートされた。
友人曰く、
「あの台詞を言うまでのBGMがすごくカッコイイ」
とか言っていた。
ちゃんとネタを見たことがないんだよねぇ。
今更ながらしっかり見なければ。
『安』といえば、よく行くスーパーでのこと。
賞味期限切れが迫ると「2割引き」、「4割引き」の特売シールが貼られる。
家計を遣り繰りするが故に、これを放っては置けない。
すかさず、買い物籠へ。
そして、小分けして冷凍庫。
こうしておけば、保存が利くから重宝。
安売り、特売には弱い。
先日、「4割引き」が貼られた頭付の塩鯖を購入。
数日たってから解凍して食した。
かなりの美味。
塩気。
鯖の油。
全てが最高だった。
後日、味を占めてもう一度同じ物を購入。
今度は「2割引き」だった。
鮮度の違いかな。
新鮮な方がより美味いのかもしれない。
食欲の冬。
あの時の味が頭を過ぎる。
「4割引き」の鯖より上手に焼けた。
皮はこんがり、中はジューシー。
完璧だ。
なのに、かなりしょっぱい・・・
前の鯖と味がかなり違う。
鯖の旨みは感じられない。
それより、塩気が強すぎて、舌が麻痺してくる。
その日は、さすがに残してしまった。
勿体無い。
「2割引き」と「4割引き」の違い。
間違いなく鮮度。
だろう。
「4割引き」の方が、より熟成されて旨みが引き立ったのだろうか。
何もかも「鮮度が命」って訳じゃないんだな。
勝手に仮説を立て、次回からの買い物に役立てよう。
これで、家計は安泰。
今の俺の収入は手当金のみ。
あぁ。
来年の初旬で期限が切れてしまう。
来年は、
『乱』
の年になりそうだ。




