28羽:煩悩+2=トレンド
2015年12月8日
*kootからのお知らせ。
途中経過、謎編等で公開されたものは、追記更新してあったりしています。
昨日公開の27羽も末尾に追記しています。
末尾記載後、再公開されているのもあるので要チェック。
では、本題へ。
煩悩。
俗に『本能』や『欲求』という煩悩の数は108と表される。
除夜の鐘を108回衝くのは、108の煩悩を滅するためとか、諸説ある。
中古の本屋へ行った際、ムスメが聞く。
「パパ、何さがしてるの~?」
「ん~?『魔法科高校の劣等生』と『ソード・アート・オンライン』の小説だよ~。」
最近はまっている。
アニメ化された小説の読書に。
アニメ化されて面白いと感動を呼ぶもの。
大抵、原作が小説なのだ。
風景や人物を事細かで巧みな文章力での描写、伏線の張り具合。
読めば読むほど、想像が貪欲に働く。
アニメもいいが、想像力と妄想を働かせれば圧倒的に小説の方が面白い。
更に、アニメ終了後も続いているストーリー。
欲に駆られるばかり。
もちろん、ビジネス本、特に仕事効率化や心理学的本も読んできた。
それらの本は知識として残ってはいるが、いざ実践してみるとなかなか難しい。
そういう理由で、今の読書の中身は違っている。
今更ながらに想像を描きたてる小説にどはまりしている。
欲求に負け、ヨメにせがんだ。
「中古でもいいから、お願いします。」
「じゃぁ、クリスマスプレゼントね。」
OKをもらったときはたまらなく嬉しかった。
しかし、どこの中古の本屋にいけばあるんだ?
近場にはないし・・・
とりあえず、店舗の存在をネットで調べて回る。
欲しい物が手に入れられるとなれば、是が非でも安くで獲得したい。
店舗を回り、ようやく見つけた!
しかも、セット売りで20%オフッ!!!
歓喜。感涙。
うぅぅぅぅぅ。
大量♪大量♪
ありがとう、ヨメ。
『魔法科高校の劣等生』はなかったが、『ソード・アート・オンライン』を爆買。
手元に10数冊の本を持つ俺に、またムスメが口を開く。
「パパ~、それ110あったらいいのにね♪」
「いや、そんなに巻数でてないから。」
とりあえず、ツッコむ。
「だよねぇ~♪」
軽いツッコミに対して、軽いノリ。
最近多い。
どこに行っても、何をしていても、とりあえず多い。
「これさぁ、110あったらどうする?」
そんなにいらない。
「これさぁ、110あったら嬉しいね♪」
そんなにあったら困る。
「それさぁ、110あったら邪魔だね。」
うん、邪魔だよ。
ってか、110ってどこから来るの??
何、その110って??
なんかの暗示??
110までしか数えられないの??
いやそれ以上まで数を認識して数えられる。
110番しちゃうの??
俺、悪いことしてませんけど。
意味不明の『110』。
謎の『110』。
しかし、今日、『110』の意味に終止符が打たれた。
「パパ~、これなぁにぃ?」
「気になるんだったら、自分で引き出して見てみん。」
いくらムスメでも、その一言、行動に興味はなかった。
適当なところをウロウロする金髪。
早くレジに行きたい。
頭の中は、「読書」一色。
突然、ヨメが秘かに声を上げる。
「ミッケ!みっけ!」
声に出すと何を言っているかわからない。
「何連呼してみつけたの?」
訝しげに覗き込む。
「これは!?」
『ミッケ!』だ。
「すげーもん見つけたね!」
『ミッケ!』
小学館が出版する、わくわくさせる物探し絵本。
絵本というよりウォーリーを探せ的な。
凝った絵が、大人でも目的物を見つけ難い。
ムスメが非常に好きで、一緒に探したり、時には一人で物探しに耽っていることも多い。
ムスメは数多の絵本の中から直感で、自分の好きな『ミッケ!』を見っけたのだ。
しかも、在庫1点。
なんと正規価格の半額。
やるねぇ。
感極まるムスメ。
響き渡る店内への声。
静かにして~。
ライトノベル持ってるこっちが恥ずかしいから。
帰り道に納得した。
『110』の存在意義。
一般煩悩数 + 俺の普遍的欲求 + ムスメの無我本能 = 我が家のトレンド
108回除夜の鐘を鳴らされても、我が家の煩悩は消えないなぁ。




