27羽:疑わしき称号の所以を
2015年12月5日
史上最強の移動遊園地。
って何??
遊園地と言えば、『史上最強』の称号はディズニーランドだ。
顧客へのサービス、職員の教育、精神も優れている。
そもそも、遊園地に『強』『弱』などがあるのだろうか。
『移動』という単語が追加されるから、『史上最強』と名乗ってもいいのだろうか。
DREAMS COME TRUEが4年に1度行う、
『~史上最強の移動遊園地~DREAMS COME TRUE WONDER LAND 2015』
本日、福岡ヤフオクドームで開催される。
「新幹線何時だっけ♪?」
アイツのトキメキを隠せない言葉。
「はぁ?」
俺は妖怪執事ではありません。
しかしながら、妖怪Padで調べる。
これも仕事のうちだから。
興奮と悦楽の暴風を纏ってアイツとお袋は旅立った。
俺は留守番。
1週間前。
いつものように、親族グループのLINEが鳴る。
時間に余裕があるからか、携帯依存症だからか、即確認してしまう。
「ドリカムチケット2枚あるけど誰か行く?」
心臓が弾ける内容のメール。
「譲ってください。」
即返信した。
4日経ち郵送で届いた。
WONDER LAND 2015。
手元でチケットの内容を確認した。
ふ~ん。
特別な感情は沸かない。
ラッキー。
任務完了。
それしか思い浮かばない。
ドリカム。
特別に好きな訳ではない。
曲は知っているが、ライブとか行かなくても携帯で聞ければ十分だ。
そんな存在のドリカム。
しかし、アイツは違う。
もしも、ボーカルの吉田美和さんが亡くなったとしたら、地球の裏側でも葬儀に参列するだろう。
歌詞の内容、曲のインセンスを、むさ苦しいほどの形相で熱く語る。
俗に言うファンだ。
逆に、お袋はファンではない。
「むしろMCで何を言ってるか分からない。でも曲は好きよ。」
普通のおばさんだ。
そういうお袋へ、予習用にリクエスト30曲をCDへ焼いて贈った。
ちゃんとスピードラーニングしたのだろうか。
約60歳。
約3時間、立っていられるのだろうか。
「苦行かもな。」
不安は残るが、せめてもの親孝行というわけだ。
不思議なもので、万事屋になってみるとアニメの世界より多忙、かつ頭を悩ませる。
今回のチケット入手は、ほぼ奇跡。
話じゃ、ファンクラブでも入手は厳しいとか。
こんな最重要、超貴重なアイテムと、高価格な新幹線往復チケットを2人前。
早めの到着予定。
ファンには、会場限定アイテムの購入時間を稼ぐ為。
お袋には、見知らぬ土地で迷子になっても、開演までに無事到着できるように。
ホイっと旅程と共にプレゼントした。
別に、俺は金持ちじゃない。
別に、俺をいい人ぶっている訳ではない。
別に、俺は見返りを求めてはいない。(これはうそ)
別に。
ごく普通に。
この時期特有の風が澄んだ香り。
この時期特有の闇夜の長さ。
この時期特有の煌びやかな世界。
冬が始まる。
冬が来れば、アレも来る。
そう、クリスマス。
だからだろうか。
即答できたのは。
早めのクリスマスプレゼントをファンとお袋の為に用意した。
開演の時間まであと少し。
時計が気になる。
何故か高揚してきている。
『史上最強』を見たいと己の欲望と本能が、今更ながらに沸々と高まる。
帰ってきたら教わりたい。
『史上最強』の所以を。
2015年12月5日 23:17追記
所以を聴く。
「見せ方の規模がすごいの。」
伝わらねぇ。
お土産にトランプをもらう。
ライブの思い出・・・
こんなもん、あけられねぇよ。
それよか、『ご注文はうさぎですか?』のEDトランプ欲しいよ。




