表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/208

27羽:疑わしき称号の所以を

2015年12月5日


史上最強の移動遊園地。

って何??


遊園地と言えば、『史上最強』の称号はディズニーランドだ。

顧客へのサービス、職員の教育、精神も優れている。


そもそも、遊園地に『強』『弱』などがあるのだろうか。


『移動』という単語が追加されるから、『史上最強』と名乗ってもいいのだろうか。




DREAMS COME TRUEが4年に1度行う、

『~史上最強の移動遊園地~DREAMS COME TRUE WONDER LAND 2015』

本日、福岡ヤフオクドームで開催される。


「新幹線何時だっけ♪?」

アイツのトキメキを隠せない言葉。

「はぁ?」

俺は妖怪執事ではありません。

しかしながら、妖怪Padで調べる。

これも仕事のうちだから。


興奮と悦楽の暴風を纏ってアイツとお袋は旅立った。

俺は留守番。



1週間前。

いつものように、親族グループのLINEが鳴る。

時間に余裕があるからか、携帯依存症だからか、即確認してしまう。


「ドリカムチケット2枚あるけど誰か行く?」

心臓が弾ける内容のメール。


「譲ってください。」

即返信した。


4日経ち郵送で届いた。

WONDER LAND 2015。

手元でチケットの内容を確認した。

ふ~ん。


特別な感情は沸かない。

ラッキー。

任務完了。

それしか思い浮かばない。



ドリカム。


特別に好きな訳ではない。

曲は知っているが、ライブとか行かなくても携帯で聞ければ十分だ。

そんな存在のドリカム。


しかし、アイツは違う。

もしも、ボーカルの吉田美和さんが亡くなったとしたら、地球の裏側でも葬儀に参列するだろう。

歌詞の内容、曲のインセンスを、むさ苦しいほどの形相で熱く語る。

俗に言うファンだ。



逆に、お袋はファンではない。

「むしろMCで何を言ってるか分からない。でも曲は好きよ。」

普通のおばさんだ。


そういうお袋へ、予習用にリクエスト30曲をCDへ焼いて贈った。

ちゃんとスピードラーニングしたのだろうか。

約60歳。

約3時間、立っていられるのだろうか。

「苦行かもな。」

不安は残るが、せめてもの親孝行というわけだ。




不思議なもので、万事屋になってみるとアニメの世界より多忙、かつ頭を悩ませる。


今回のチケット入手は、ほぼ奇跡。

話じゃ、ファンクラブでも入手は厳しいとか。


こんな最重要、超貴重なアイテムと、高価格な新幹線往復チケットを2人前。

早めの到着予定。

ファンには、会場限定アイテムの購入時間を稼ぐ為。

お袋には、見知らぬ土地で迷子になっても、開演までに無事到着できるように。



ホイっと旅程と共にプレゼントした。


別に、俺は金持ちじゃない。

別に、俺をいい人ぶっている訳ではない。

別に、俺は見返りを求めてはいない。(これはうそ)


別に。

ごく普通に。


この時期特有の風が澄んだ香り。

この時期特有の闇夜の長さ。

この時期特有の煌びやかな世界。


冬が始まる。

冬が来れば、アレも来る。

そう、クリスマス。


だからだろうか。

即答できたのは。

早めのクリスマスプレゼントをファンとお袋の為に用意した。




開演の時間まであと少し。


時計が気になる。

何故か高揚してきている。

『史上最強』を見たいと己の欲望と本能が、今更ながらに沸々と高まる。


帰ってきたら教わりたい。

『史上最強』の所以を。




2015年12月5日 23:17追記

所以を聴く。

「見せ方の規模がすごいの。」

伝わらねぇ。


お土産にトランプをもらう。

ライブの思い出・・・

こんなもん、あけられねぇよ。


それよか、『ご注文はうさぎですか?』のEDトランプ欲しいよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ