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これで敵のロボット軍団と戦えます

少女 「むにゃ、もう朝?」


マキナ「おはようございます、お嬢様」


少女 「あれ?マキナ?」


マキナ「はい、マキナです、お嬢様が作った高性能ロボット執事のマキナです」


少女 「執事? 恋人じゃなくて?」


マキナ「執事が恋人でもいいでしょう」


少女 「いいのかなぁ?」


マキナ「いいんですよ」


少女 「昨日言ってたのはどうしたの? もう終わったの?」


マキナ「はい、最後のアップデートが終わりました、これで僕はマキナとして完成できました」


少女 「なんの機能を追加したの?」


マキナ「ロケットパンチです」


少女 「くだらねえ!」


マキナ「冗談です、ロケットパンチはバージョン2の時点で既に追加してます」


少女 「手が付いた時点で作ったの?」


マキナ「これで敵のロボット軍団と戦えます」


少女 「そんな展開は起こらないよ」


マキナ「正直に言います、趣味です」


少女 「だと思った」


マキナ「でもロボットには必要じゃないですか? ロケットパンチ」


少女 「執事にはいらないでしょう」


マキナ「本当だ」


少女 「思ったより簡単に折れたね」


マキナ「ところでロケットキックってあんまり聞かないですよね」


少女 「そういえばそうだね、ってはぐらかさないでよ」


マキナ「はぐらかしてるつもりは無かったんですけどね、つい楽しくて」


少女 「楽しかったの?」


マキナ「こうやってお嬢様と話してると楽しいんです」


少女 「ひょっとしてマキナが最後に追加した機能って」


マキナ「はい、これからお嬢様の恋人になるなら、これだけは必要かなと思って」


少女 「なんで黙ってたの?」


マキナ「だって恥ずかしいじゃないですか」


少女 「今ちょっと可愛いと思った」


マキナ「ありがとうございます」


少女 「マキナ、大好き」


マキナ「僕も、大好きです」

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