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精霊との契約、惑い

悪魔・天使の名前に意図はありません。宗教的意味はないのでご了承ください

<うふふふふ



かーわーいーいーv>



<綺麗な魂の色だね>



<居心地良い魔力だな>



<・・・・・・そのように固まらなくても・・・>



即答しましょう!無理ですと!!



サタンが掻き消えた次の瞬間、四人の美男美女が現れた。サタンと似た雰囲気に、精霊かと判断したのは間違っていないようだが、この四人、会って早々契約を申し出たのだ



話がうまくいきすぎているだろ。と突っ込むのは当たり前。





つい先ほど目覚め、都合良くサタンがいて、説明をしてもらい、挙句契約まで交わした。



この契約がどのように作用するかはまだ分からないが、それでも続けざまにこうも都合が良いと可笑しいと思うのが一般的思考だろう



「何故、私に?」



<うふv簡単よぉ。



貴女、凄く大きな魔力を身に秘めているし、魂は清浄だし、なにより周囲を取り巻く神気が優しいもの>



「色々、突っ込みどころ満載なんだけど?」



<魔力の事?魂の事?神気の事?>



「・・・・・全部よ。生憎、世間知らずなの」



<世間知らずでも可笑しくないだろうね。君、世界を超えたんデショ?>



「精霊だとわかるの・・・?」



<わかるよーーー!!>



<世界を超えたから、きっと魂が清浄なのだろうな。本質的なものも、勿論あるだろうが>



<さしずめ神気が優しいのは元々君が住んでいた世界の神様からのせめてもの気持ちじゃない?>



「???」



はっきり言ってチンプンカンプンだ



<魂はニュアンスでわかってくれ。言葉で説明するのは難しい。勘で判断しているようなものだし。>



<神気ってのはね、この世界に生きるものなら誰でも纏っているわ。通常は、纏ってるだけなのよ。禁忌を犯したりすると神気は乱れて刺々しくなるし、反対に神々に愛される素質があれば優しくなるの。



正直あんまりいないけどねー>



<我々精霊が使役を許す者達への条件が、先にあげた三種だ。



魔力が多くなければ下級な精霊の力を使役しても倒れてしまう。我々は魔力をもらって力を貸す、give&takeの関係だからな。



魂が穢れている物にはそも精霊は近寄れぬ。これに該当するのは主に魔族だな。まぁ一般人の魂の色は大体黄土色だ。対してそなたの魂の色は穢れなき白だ



神気が刺々しくても我等は不利益が多い。我等は元は神から生まれた力だ。主体の神が嫌っている物を我等が好きになれようはずもない。>



「・・・そうなの。」



<あんまりわかってない顔>



くすくす笑う精霊にまぁ・・・と頷く。



初耳な事が当たり前だが多すぎて処理に時間がかかるのだ。



<私達が現れた理由がわかった?じゃあ契約しましょう>



「・・・はぁ・・・



私は閂 香苗よ



・・・・・・セラフィム、バエル、フェニックス、ファヌエル」



名を呼ぶとそれぞれ微笑み掻き消えた



「・・・・・なんで悪魔と天使の名前なの・・・精霊ってこういうもの?」



香苗は知らない



本来精霊と契約するには膨大な知識を持ち、魔力を使って召喚式を行い、贄を捧げなくてはならない事を・・・必要不必要関係なくこの世界の常識である



香苗と契約を交わした5人は5人とも精霊の中ではかなりの上級である事を





セラフィム・・・癒しを司る。ボンッキュッボンッのグラマラスなおねーさん



バエル・・・黒に近い藍の鎧を身にまとう騎士の姿。



フェニックス・・・不死鳥の姿。炎を自在に操る。人型は寡黙な紅い鎧の騎士。



ファヌエル・・・希望を司る。子供の姿。



サタン・・・爺口調の金髪碧眼の甘い顔立ち。

作中の天使悪魔の名前は特に意味が有りません。宗教的意味はないのでご了承ください。名前と姿を変更しました。おいおい文章も編集していくかもしれないです

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