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第37話「霧の物語世界」

物語間トンネルの光が消え、俺、存在感0のモブ、冷たい霧に包まれた街に立つ。トレンチコートが湿気で重い。美咲が隣で探偵風のハットを直す。「背景くん、着いたよ。新しい物語世界、ミステリー系だね」彼女の声、いつもより硬い。昨日、武道大会の決勝で連合の全ジャンル合体を潰し、管理者を退けたけど、連合の残党がトンネルの奥で暗躍中。美咲の妹、物語の崩壊で消えた彼女がこの世界にいるかもしれない。存在感0、解除された衝撃がまだ残る。俺、モブのままじゃいられない。

(ミステリー世界?連合、どんな企みだ?美咲、妹の手がかりは?)

霧の街、街灯がぼんやり光る。路地に古い看板、「霧町探偵事務所」とある。なんか、めっちゃミステリー!美咲が「連合の残党、この世界で全ジャンル合体の続きを計画してる。私の妹、トンネルの奥に閉じ込められてる」俺、胸が締め付けられる。「妹、具体的にどこ?」美咲が「まだわからない。連合の拠点、この街のどこかにある。君の存在感0、ここでも効くよ。探ろう」

(連合、ミステリーで何を?存在感0、持つのか?)

路地を進むと、突然、俺のトレンチコートがキラキラのマントに!?「愛の名探偵よ、事件は心で解け!」って声が頭に響く。!?またラブコメファンタジー!?美咲もドレスに変わり、「背景くん、トンネルの残響。この世界、ミステリーにラブコメが混ざってる」俺、叫ぶ。「モブにラブコメいらねえ!」美咲がニヤリ。「君、モブのままじゃなくなるかもね」存在感0、ガタつく。街角のモブが俺をチラ見。!?バレてる!?

(存在感0、また崩れる!連合、ジャンル混ぜやがった!)

街の広場、霧の中で人影が動く。モブBとC、連合の残党だ!「この世界、ミステリーにラブコメ注入」「探偵事務所で事件を恋愛事件に」とコソコソ。!?連合、ミステリーをラブコメ化!?広場にポスター、「霧町殺人事件:恋の謎を解け」とある。殺人事件に恋!?ジャンルグチャグチャ!俺、存在感0でポスターを書き換え、「殺人事件:真相を追え」に。モブBが「誰だ、ポスターいじった!?」と焦る。ミステリー、キープ!

(連合のラブコメ、潰した!でも、もっとデカい企みが!)

美咲が「背景くん、さすが!連合、探偵事務所を拠点にしてる。妹の手がかり、そこにあるかも」俺、背筋が凍る。「事務所?」彼女が「霧町探偵事務所、連合の新しい制御装置がある。トンネルのルールをこの世界に持ち込む気よ」俺、存在感0で路地を進む。事務所の窓から光が漏れる。モブCが外でスマホ、「制御装置、準備OK」「管理者、復活間近」と囁く。!?管理者、また!?

(管理者、復活?連合、トンネルのルールをこの世界でも!)

事務所の裏口、俺、存在感0で鍵をピック。ガチャリと開き、薄暗い部屋に潜入。机に書類、「全ジャンル合体:ミステリー+ラブコメ計画」とある。連合、殺人事件を恋愛事件に変え、物語を乗っ取る気!書類に「妹:トンネルの最深部」とメモ。!?美咲の妹、特定!?美咲が「背景くん、見つけた!妹、トンネルの奥の物語世界に!」彼女の目、涙と決意が光る。

(美咲の妹、トンネルの奥!連合、止めるぞ!)

部屋の奥、制御装置が光る。パネルに「ジャンル統合:ミステリー+ラブコメ」と表示。俺、存在感0で配線をいじる。パネルが「ミステリー強化」に切り替わる。連合のラブコメ、弱めた!でも、モブBが部屋に!「モブ野郎、そこだ!」と叫ぶ。!?存在感0、完全にバレた!モブCが「制御装置、復活させろ!」とパネルを操作。ラブコメのキラキラが復活!俺、偽書類をモブBのポケットに。「ミステリー専用」と書いてある。モブBが「なんだこれ!?」と焦り、パネルがバグる。

(連合の企み、叩き潰した!でも、存在感0、限界だ!)

美咲が「背景くん、最高!制御装置、連合の動きを遅らせた!妹の手がかり、掴んだ。私、トンネルの奥に行く。君、事務所の連合を足止め!」彼女、書類を抱えて裏口へ。モブBとCが「追え!」と叫ぶ。俺、存在感0で机の陰に隠れるけど、モブCが「モブ野郎、探偵気取りか!」と俺を指さす。存在感0、崩壊寸前!霧が濃くなり、事務所の壁が揺れる。トンネルのルール、この世界を侵食!

(存在感0、消える!連合、ミステリーを乗っ取る!)

霧の街、街灯がチラつく。美咲の「妹を救う」、連合の「ミステリー+ラブコメ」、存在感0の危機――この世界のジャンルの霧、濃くなってる。俺、モブじゃなくなるかもしれないけど、美咲と組んで戦う。事務所の光、連合の残党、妹の居場所――戦いは続く。この街で、物語のルールを握り返す決意が固まる。

(連合、ジャンルの霧を操るなら、俺、そのルールを握り返す)


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