記憶喪失の少年
初めまして、狂い桜と申します
小説家になろう初投稿作品です
話ごとに分かれてますが、実質短編小説です
拙い文章かもしれません。温かい目で読んでいただけると幸いです
また、同小説は小説投稿サイトNolaでも投稿しております
以上、よろしくお願いします
紅色の雷が落ちた
その時だった。空が紅く染まり、ひび割れていったのは
これが世界の終わりだって本能的に理解させられた――
*****
「ねぇ、起きられる?蒼髪のキミ」
誰かの声がした
目を覚ましてみるとそこには一人の少女がいた
短い茶色の髪に、そばかすが肌にある、可愛らしい顔立ちの少女
「言葉、通じてる?」
「…理解できている。早速で申し訳ないのだが、状況が理解できない。
説明してくれないか?」
茶髪の少女は少しだけ間を置き、それからすぐにオーケーと言って説明してくれた
「キミ、空から落ちてきたんだよ。御伽噺みたいに
意識がなかったし、外、寒いから、家の中に運んで3日間。やっと目覚めたってわけ」
「俺はあんたに助けられたわけだな。ありがとう」
「むぅ……。改めてお礼されると照れるなぁ
……そーだ。わたしノエル!キミ、名前は?どこから来たの?」
「俺は……トキ。トキ・ブレイド
どこから来たのか分からない。というか、名前以外思い出せないんだ」
落ちてきたという話だから、その時頭でも打ったのだろうか。痛くないけど
「記憶喪失?
じゃあ、キミがどこから来たのか思い出せるまで一緒にいようよ。わたしも記憶が戻るの手伝うから
ダメ……かなぁ?」
俺にとって利益しかない提案
ノエルに迷惑をかけるばかりで申し訳ないが、この提案に乗らせてもらうことにした
記憶が戻れば、ノエルに恩返しをするつもりで
陽暦2017年12月18日の出来事だった
ロンディール王国の郊外に住む少女ノエルと出会った日
世界が滅ぶ3ヶ月前の話