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あなただけに愛の言葉を、、、。

作者: 七瀬



僕はロマンティストな男の子だ!

僕のお父さんはロマンチックで、お母さんに熱烈なラブコールを

ずっとやり続けた結果、、、!


『ふたりは、結婚したんでって!』



父: 正典

母: なお美


若かりしき日の父(当時26歳)は母(当時19歳)にこんな事を

言っていたとか、、、? いないとか、、、?


『僕は、なお美ちゃんを本気で好きだから! 僕と付き合って欲しい!』

『正典さん、誰にでも言っているって! 噂で聞いたよ~!』

『僕は他の女の子に言わないよ! なお美ちゃんだけだ!』

『でも、私の友達の女の子が正典さんに【好きだよ】って言われたって!

言ってたんだけど、、、?』

『いやいや? お酒の勢いで言ったかも知れないけど、、、? 本当に好き

なのは、なお美ちゃんだけだから!』

『お酒が入っていたら、、、? どの女の子にも簡単に言っちゃうんだ?』

『じゃ、今度! なお美ちゃんに僕がどれだけ真剣か見て欲しい!』

『何を、、、!?』

『1日デートして、僕のことをもっと知ってもらえばわかってもらえるよ!』

『私とデートしたいだけじゃないの、、、?』

『...まぁ、それもあるよ! だけど僕の誠意を見て欲しいだ!』

『うーん、わかったわ!』

『じゃ次の日曜日、なお美ちゃんの家の近くまで迎えに行くよ!』

『ううん、わかった!』



ただ、僕のお母さん(なお美)はかなり用心深いというか、、、?

簡単に、お父さんの事を受け入れなかったんだって、、、!

それでも、お父さんは諦めずに毎日、お母さんにラブコールを送り続けたとか?



【お付き合いして→籍を入れて→結婚式→そして結婚生活1年目で僕が産まれる】


お父さんはお母さんに、バラを1本渡したとか、、、?

バラの花言葉は、、、【一目惚れ】


お母さんに会えば、必ず 『キレだね! 可愛いね! なんか今日の雰囲気違

うね! 髪切った?』


流石にお母さんも、そんなお父さんに恋に落ちたらしい。



僕もお父さんの血を強く引いているのか、、、?

かなりのロマンティスで、僕が好きになった女の子には、、、?


『今日の夜空を見て! 僕も同じ時間に同じ夜空を眺めているよ。』

『何時も、君だけを見ているからね!』

『僕で良ければ、何でも力になるよ!』

『僕はいつだって! 君の事しか考えてないから。』

『愛する人は君だけだよ。』

『今は傍にいなくても、いずれは僕は君の隣にいるから、、、!』

『僕のこの想いは、君だけにあるんだよ。』

『僕の愛の炎は消えたりしないから!』



...まぁ、こんなにキザナ台詞を言い続けて、僕は僕の好きな子と今一緒にいる。


まんざら、ロマンティスも捨てたもんじゃないな!

想っている事は、、、相手に伝えないと意味がない!

自分では伝えたとしても、相手が伝わっていないと想っていたなら、、、。

それは、伝えていないのと一緒だと思う。



素直に、相手に思った事を言うのが一番いい。

それが、一番伝わる。


『僕のお父さんや僕のようにね、、、。』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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