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君がスキ。  作者: 咲羅
8/8

待ってるよ

いよいよ完結です!

健汰が手紙を読む。

『健汰へ

あの事故で、健汰があたしだけのことを忘れてしまったのがすごく悲しかった。

でも、健汰がスキだから、がまんした。

それで、真紀と健汰はつきあってしまったね。

健汰は違うかもしれないけど、あたしはずっと健汰をスキな自信があるよ。

ずっと待ってる、東京で。新住所は、東京都○‐△□‐×です!

美佐』

「やべぇ、泣く。」

「健汰?」

「記憶…」

「えっ?」

「思い出した。ごめん真紀。答えは最初からひとつだった。」

「行きなよ。」

「ありがと!」

健汰は走っていった。

その頃…

「ふ〜これで全部だね。」

美佐は、ひっこしの準備をしていた。

「疲れた〜」

美佐は床に転がる。美佐はそのまま寝てしまった。だか、あの声で目が覚める。

「美佐ー」

開けっぱなしの窓から聞こえる声。

「誰?」

美佐は窓から顔を出す。

「健汰?!」

「よー」

「今行く!」美佐は急いで下へ行った。ドアを開けた瞬間、健汰はあたしを抱き締めた。

「俺、バカだよ。美佐を忘れるなんて。」

「健汰…」

―泣いてしまった―

健汰…こんなに人を愛しいとおもったことはないよ。

東京に行きたくないよ!離れたくない、ずっと一緒にいたいよ…。

「行くなよ。」

「?」

「俺、美佐とずっと一緒にいたい。」

「健汰…。」

「あ!」

「何?」

「やっぱ、行って。」

「なんで?!」

「美佐がこっちに残って幸せにはなれないだろ。」

「でも…。」

「すぐに会いに行くから、待ってろ。」

「うん!」

ずっと東京で待ってるよ。健汰。

いままでありがとうございました。読んでくださったかた、感謝してます。

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