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君がスキ。  作者: 咲羅
6/8

ひっこし

美佐と健汰はどうなってしまうのでしょう。

次の日―――

学校へ行くと、やっぱり健汰と真紀は一緒だった。

昨日あたしとあんな別れかたしたのに、真紀は笑っている。

それを見てムカッとした。二人が一緒にいるのを見てズキッとした。

「あの〜昨日メールしたんだけど…。」

健汰が話かけて来た。一応答える。

「うん…。きたけどそれが?」

「俺、メールの通り君だけの記憶がないんだ。」

「知ってる…。」

「君の名前は?」

「美佐……。」

「忘れちゃってごめん…。あと真紀とつきあっちゃって…。」

「…ううん。…」


ん〜なんでだろ。なんでこういうときに

「スキ!」

「真紀のところに行かないで!」

とか言えないんだろ。言ったら戻ってくれるかもしれないのに。学校はまたつまんなくなってしまった。

健汰が隣にいないから。家に帰ると、お母さんが話かけて来た。

「美佐…。いやかもしれないけど言うこと聞いてね。」

「???」

「二日後、東京にひっこすから。」

あたしたちの住んでるところは北海道。健汰のことを忘れたいから、あたしはすんなり

「あたしなら平気だよ。」

「行こうよ、東京に!」

「美佐…。」

二日後は夏休みの一日目。

みんなとは全然会えなくなるけど、それで健汰を忘れられるならがまんしなきゃ。そのとき、あたしはふと思いついた。

「口で言うのは恥ずかしいから…。」

あたしはその日、それのために一睡もしなかった。

ひっこしが一日後になった。学校に行き、屋上にそれをはりつけた。

それ(美佐が一睡もしないで作ったもの)は第七話でわかります!第七話はちょっと感動?!

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