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君がスキ。  作者: 咲羅
5/8

教えてよ

とうとう5話です!

嘘だよ…真紀が健汰とつきあってたなんて。

「健汰もね〜初めての彼女だからうれしくて『母さん、俺彼女できたよ!』なんて言っちゃってね〜」


「真紀、ちょっと来て。」

あたしは真紀を廊下に連れだした。お母さんには健汰につきそってもらってる。

「健汰の元カノって真紀なの?」

「うん…。」

「だから病院に来てんだ。」

「うん…。」

「あたしの初めては全部健汰にって決めてたのに、健汰は初めてを全部真紀にあげたんだ!」

あたしは泣きながら真紀に訴えた。

「に…。」

「えっ…。」

「真紀が言ってくれればこんな思いせずにすんだのに!」

「ごめん…。」

「バイバイ。親友。」

そのとき真紀の泣き顔がチラッと見えた。あたしは親友にひどいことをしてると思った。

自分勝手だと思う。けど、とめられなかった。

「ただいま〜」

♪♪♪♪♪♪〜

携帯がなる。この音楽は電話じゃない。メールだ。健汰からだった。内容は、

『Re:真紀から聞いたよ。

俺と君は俺が事故にあうちょっと前からつきあってたんだね。

事故で君を忘れてしまったことも聞いています。

君のことよく知らないから真紀とつきあうことにしました。ごめんなさい。』

「あたしを忘れたからって、なんでよりによって真紀なのぉ〜」

その日あたしは泣き叫んだ。

ひどいよ、健汰…

あんなに好きだって言ってくれたのに…

なんであたしだけを忘れてしまったの?

それがいまでも分からない。

ねぇ、教えてよ健汰……。

君がスキ。を読んで下さってる方々へ。感謝します!

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