元カレ元カノ
ずっと、ずっとダイスキだよ。
健汰。どうしてあれは起きたのだろう。
「健汰〜♪帰ろっ。」
いつもあたしが帰ろうと声をかける。
「わりぃ、今日も部活。」
「そうなんだ…」
「本当ごめん!」
「ううん。平気だよ。」
健汰は、野球部。
「んじゃあ、見て待ってる。」
あたしはずっと見てたかったけど、健汰が近づいてきて、
「遅くなると思うから、駅前のマックで待ってて。」「分かった。終わったら急いで来てね。」
「はいはい…」
あたしは駅前のマックに向かった。途中で本屋によった。マックに着くと、あたしはハンバーガーとジュースを頼み、席につく。
さっき本屋で買った漫画を読みながら食べて時間をつぶした。漫画を読みおわり、ハンバーガーも食べおわり、あとはジュースだけだった。
ジュースを飲みながら窓から外を見てみると…
「健汰?!」
あたしは急いで電話した。健汰は横断歩道をわたっていた。
「健汰〜見える?上だよ!マックの二階!」
あたしは手をふった。健汰は手をふりかえした。そのとき
「健汰、危ない!」
「えっ…」
信号無視の車に健汰はひかれた。
あたしはジュースを置いて下におりた。横断歩道のところには人がいっぱいいた。「すいません!」
そう言いながら、健汰のほうへ向かう。
あたしは健汰の姿を見て倒れてしまい、二人とも病院に運ばれた。
あたしは目が覚めた。あたしは急いで健汰の部屋へ向かう。
「健汰!」
健汰は無事だったみたい。
そこには真紀がいた。
あたしはおかしいと思った。
なんで真紀がいるんだろう。健汰とそんなに親しくないのに。
「健汰、無事だったの!?」
「真紀…この人誰?真紀の友達…?」
「健汰冗談きついよ。」
「あなたが美佐ちゃん?」
健汰のお母さんらしき人が話しかけてきた。
「そうですけど。」
「あのぉ、聞きたいことが…」
「何?」
「真紀と健汰はどういう関係なんですか?さっきから気になってたんですが。」
「真紀ちゃんは健汰の前の彼女。」
えっ…真紀が健汰の元カノ?!嘘でしょ…
美佐と健汰のお母さんは廊下で話してます。