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蒼騎士王子と囚われの国2  作者: ユキア
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第1話 城での日々

 

 王子達は見事、クーデターをおさめ、そして、平穏な日々を過ごしていた。ナナ達はクーデターを起こしたとして罪に問われるかと思われた。


 しかし、王子の機転により、大臣に操られていただけ、と言う事になりその命が消える事を免れていた。中庭でウィルとレェーネは剣の腕くらべをしていた。それをウィリとフィルシュが見守っていた。


「ふんっ!やるな!」


「そっちこそ!」


 2人の腕は相打ちになるほど拮抗していた。お互いがそれを楽しんでいた。ウィリはお昼のサンドイッチを傍らに2人を見守る。


「2人共怪我しないでね!」


「全く、王子がいいとおっしゃるからといって中庭で手合わせなど……」


 2人の決着は相打ちでつく。


「えー?大佐君もする?」

「おっ!フィルシュもするか!?」


 乗り気ではないフィルシュにのりのりの王子とウィルだった。


「お断りします!もし王子に何かあっては……」


「おい、それは俺が負けるとでも?」


「い、いえ!失礼しました!失言でした!取り消します!」


「良い、許す。」


「わー、怒られてやんのー(笑)」

 ウィルがフィルシュをからかっていた。平穏な日々が続く。いつもの風景にメイド達もどっちが勝つ?なんてかけて、2人をかっこいいと褒めたたえる。それに王子はウインクで答える。きゃーと歓声があがった。


「全く、モテモテだねー。」

 なんてウィルからからかわれる。


「ふっ!当然だ!」


 なんて軽口を叩き合う。そんな日々はもうすぐ終わろうとしていた。

読了ありがとうございます。


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