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魔力ゼロの探索者~魔力ゼロは無才ではなく異才だった~  作者: 北杜
一章 無能と呼ばれた異才の持ち主
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優の直感②

 魔法を使った校則違反者を捕まえる為に、市太郎は教師に連絡を取る。


「……なるほどね。校則違反者か。そしてこれが魔法を使った凶器の石か……」


 教師とともに風紀委員が来て、物的証拠を確認する。


「現道優君を狙った犯行だと思われます。優君はこの数日間にボールや花瓶が当たりそうになったと言っていますので、犯人は優君に恨みを持つ人間だと思います」


 市太郎の説明に優は「自分が狙われている?」と驚く。


「僕が狙われている?」

「そうだよ! ボールや花瓶が当たりそうになったんだろう! 現道が狙われているんだよ!」

「どうしてそんな驚いているんだよ! 大怪我しそうだったんだぞ!」

「少しは現実を見ろ! お前に当たりそうになった凶器の石を!」


 クラスメイト達は優が狙われている事を説明した。そして理解した優は「ど、どうしよう!?」と今更ながら焦り出した。


「監視カメラで確認する。犯人特定に時間はかからないだろう」

「犯人は責任を持って風紀委員で取り押さえるので」

「よろしくお願いします。それから優君がボールや花瓶を当てられそうになった時間は……優君、ボールや花瓶が当たりそうになった場所と時間は?」


 市太郎は優を呼んで教師と風紀委員のやり取りの間に立って説明を終わらせる。

 校則違反者に狙われた優と一緒にいたクラスメイト達。移動時間がとっくに過ぎていて授業時間中なので全員が遅刻者となった。


「なあ、現道。お前って良く魔法を避ける事が出来たな」

「それ以前のボールや花瓶も避けているし……」

「中学校時代からも避け続けているんだろう?」


 授業後の昼休みにクラスメイトに質問された優。


「……なんていうか嫌な予感って感覚かな? 昔から変な感があってね。皆もそんな感覚あるよね?」


 優の答えにクラスメイト達は、


「そんな感覚無いよ」

「超能力者の予知か?」

「第六感的なヤツ?」

「危険を察知する動物か?」

「だから小動物って言われているのか?」

「結論、現道は危険を察知する小動物だ!」

「……みんな酷くない?」


 優が小動物という結果になり笑いが起こる。

 市太郎は「なるほど」と一人納得している。

 数日後、監視カメラに映った犯人は新家リナの過激なファンで、優と一緒に笑っていた事に恨みを抱いて、ボールをぶつけようとしたが避けられ、怒って花瓶を落したが避けられ、最後は魔法を使ったという事だった。

 犯人は停学となり、それを聞いた優は「リナさんってモテるんだね」と感想を述べた。


誤字脱字、文面におかしな所があればアドバイスをお願いします。

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