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魔力ゼロの探索者~魔力ゼロは無才ではなく異才だった~  作者: 北杜
一章 無能と呼ばれた異才の持ち主
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訓練①

 放課後、市太郎の訓練方法に従ってランニングで体力をつける優。

 今日は市太郎と日野は用事で訓練に不参加で、入道も手術で訓練は不参加との事だ。なので優とリナの二人で訓練をしていた。


「リナさんは凄いですね……」

「え? いきなりどうしたの? 優君」

「重い荷物を持ってランニングできて……。僕は決められた時間をなんとか走れるようになっただけなのに……」

「これでも一年間も鬼教官のイチ君の指導で頑張ったんだよ。それで入学して間もない優君に追い越されたら、私はいじけて泣くよ」

「ごめんなさい」


 少し怒ったリナに謝罪する優は。急に視線を感じた。


「どうしたの? 優君」

「いえ、なんでもありません」


 優が周辺を見回した事に不思議がるリナ。優は気のせいかと思ったが再度視線を感じた。でも周囲には人が居ないので勘違いと判断する優。


「次の訓練に入るよ。優君のストレッチね」


 体を柔くするストレッチ。リナがサポートして優の体を柔くするが、


「リ、リナさん! 背中に当たってます!」

「おや? 優君、何かな? 何が当たっているのかな? 何かな?」


 逆セクハラをするリナは優のウブな反応を楽しんでいる。リナは末っ子なので弟がいるならこんな感じなのかな? と思って小動物の様な優にいたずらして遊ぶ。

 優とリナの微笑ましい訓練を遠くから眺めている者がいる。

 リナにはいやらしい目で視入り、優には殺意を抱いて凝視している。優が視線を感じた男子生徒だ。

 その男子生徒はリナと同じ二年生でリナに好意を持ち、フラれた経歴も持つ。

 新家リナは学校内外を問わず有名な美少女で同性異性に好かれ、告白されるが全員がフラれる。

そんな美少女が一人の男性と一緒に楽しく会話しているのだからそれを見ている者は嫉妬するだろう。

 嫉妬している一人が優を恨み憎しみ、嫉妬で優に嫌がらせをしようと考える。


「どうしたの? 優君」

「いえ、嫌な予感が……」

「ふーん。それにしても優君って固いよね。固くなってる?」

「えっ!?」

「もっと体を柔くしないと! それ!」

「痛い痛い! ギブ! ギブ!」

「この痛みに耐え続ければ体が柔くなるよ! 頑張って!」


 泣きそうな優を見て新しい世界が見え始めたリナ。ある理由で年上男性が嫌いなリナは「人畜無害で年下の優君なら良いかも」って思い始めた。

誤字脱字、文面におかしな所があればアドバイスをお願いします。

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