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魔力ゼロの探索者~魔力ゼロは無才ではなく異才だった~  作者: 北杜
一章 無能と呼ばれた異才の持ち主
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プロローグ①

新作始めました。


……ごめんなさい。よそ見してごめんなさい。浮気してごめんなさい。

他の小説も完結に向けて頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。

 モンスターが徘徊するダンジョンが世界に現れて数十年。

 ダンジョンを探索する資格を持つ探索者という職業が生まれ、探索者を育成する探索者高等学校で起こったトラブル。

 

 その探索者高等学校の特別訓練であるダンジョン探索で事件が起きた。

 訓練中の学生が罠にかかり、大量のモンスターを発生させた。

 発生したモンスターは物理攻撃無効のゴースト系モンスター。

 訓練中の学生は戦う事が出来ず逃げ回り、護衛の探索者達もゴースト系モンスターを倒せずに手を焼いた。

 そんなときにある訓練中の学生がゴースト系モンスターを消滅させた。


「お前ら! 魔力ゼロだ! この子を盾にして戦うぞ!」


 訓練中の学生の背に隠れる護衛の探索者達。

 学生を盾にして討伐が難しいゴースト系モンスターから身を守る探索者達だった。

 そしてモンスターが訓練中の学生に触れると消滅するゴースト系モンスター。


「ちょっと! 僕がモンスターに殺されます!」

「坊主は魔力ゼロだろうが! 殺されないからおとなしくオレ達の盾になってくれ!」


 探索者が学生の肩を掴んで移動できない様にする。本当に盾の様な扱いだ方だった。

 ゴースト系モンスターは肉体ではなく、精神を攻撃する。精神を攻撃されてダメージを受けると気絶したり、最悪はショック死する可能性がある。

 そんなモンスターの前に盾にされた学生は襲い来るゴースト系モンスターを恐怖して目を閉じた。

 どうしてこんな事になったのかを思い出す訓練中の学生。


 彼の名は現道優ゲンドウユウ

 探索者高等学校に特殊な才能が有ると言われて推薦入学した新入生だ。

 優は探索者にはなりたくなかった。普通の進学校に行き、普通の大学を卒業して、将来は普通の公務員になる事を希望していたが、探索者高等学校のスカウトマンが直接訪問に来て、推薦をされてしまったのが原因だった。


 しかも中学校の最終進路相談時に、魔力量検査の結果により優は特例で探索者高等学校に推薦されてしまったのだ。

 優は探索者高等学校推薦を断った。理由はモンスターと戦う事が怖いから。そして魔力量を調べる為の数値がゼロだったからだ。探索者高等学校の入学条件には魔力量が千以上である。

 優は拒否をしたが、学費無料・寮在り・公務員待遇の給料有で優の両親は説得されて、進路変更する事になった。


 その結果が、ゴースト系モンスターの盾にされている。

 優は今までの出来事を思い出しながら、モンスターの攻撃に耐える為に目と歯を食いしばった。

誤字脱字、文面におかしな所があればアドバイスをお願いします。

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