スキル解放の儀
初めての作品投稿になります。
誤字脱字やストーリー構成上おかしな部分がありましたら優しくご指摘頂けましたら幸いです。
ここはダズ王国の南の辺境に位置するノバク街。
この街唯一の教会にはたくさんの孤児達がいた。
この街は一ヶ月前に起きたモンスターの襲撃により、多くの被害があり、その孤児達もまたその被害者である。
その孤児達の中、一際元気な少年が叫ぶ。
「モンスターが今度来たらオレがやっつけてやる!
だからみんな心配すんな!元気出せ!」
少年ノートはみんなに呼びかけた。
子供達は大きな反応を示さず俯いたままだ。
教会のシスターであるマールはその姿を見て優しく微笑んだ。
「さあ、皆さん食事の時間ですよ。」
「「「「は〜い」」」」
子供達は口々に返事をしながら席に着いた。
「ちぇっ!オレが言っても聞かないくせにメシの時だけはちゃんと返事しやがってよ!」
そう言いながら席に着くノートの横に幼馴染のレイリアが席に着いた。
「あんたにそんな力があったら皆も聞くんじゃない?
もっともアタシに勝てないあんたには無理だろうけどね〜」
「うるせえレイリア!!オレはこれから強くなるんだよ!
見てろ!もうすぐすげえスキルが手に入るんだ!」
「そういうのは手に入れてからいいなさい。
でもあと3日でスキル解放の儀か〜。アタシはお金持ちになりそうなスキルがいいな〜。」
ここダズ王国では10歳の年の10の月の最初の日曜日にスキル解放の儀を行う。
スキルにはSからFまでのランクがあり、全ての子供達に神からスキルが授けられるとされている。
基本的には一人につき一つだが稀に複数のスキルを授かる子供もおり、皆がスキル解放の儀を心待ちにしている。
この国では授けられたスキルによってその先が決まると言っていいほど重要視されており、Cランク以上のスキルを授かれば将来は安泰とされている。
過去に10人といないSランクのスキル保持者は、一国を興した者や伝説の英雄となるなど話題に事欠かない存在である。
このダズ王国の初代国王もSランクスキル【剣神】のスキルを持ち、英雄王として国を興したのだった。
一方でFランクのスキルには【快眠】や【粗食】等の大して役に立たないスキルも多く、そういったものを授かった者は神に嫌われたとされ虐げられている。
スキル解放の儀を心待ちにしている子供達が大半ではあるがそういった理由から不安に思っている子供達もまた少数いる。
結果は神のみぞ知る事となるだろう。
もしもこの作品が
良かった!続きが読みたい!と思って頂けた奇特な方がいらっしゃいましたら評価頂けると幸いです。
モチベーションにもなりますので宜しくお願い致します!




