【Katharsisに登場する種族】
【登場種族】
【種族としての平均寿命】
上から順に短い寿命な種族になる
≪明確に寿命が百歳前後となっている短命種≫
人間
≪普通に4桁単位の年月で生きるが、
メイドイン創生神種族よりは短命とされている種族≫
魔族・獣人・人魚・エルフ
≪そもそも本性が幻獣なので種族として長命種≫
竜人族
≪生前種族の寿命と同じor事情によっては不老不死≫
天使・吸血鬼
≪媒体が壊れないor壊れても移動先があれば不老不死≫
つくも神
≪一億年以上前から生きている者が多いので
ほぼ寿命が不老不死に近いメイドイン創生神種族≫
精霊獣・焔華族・虹龍族
≪完全な不老不死≫
神族(幼体のリヒトは成体になるまでは成長する)・管理者
<種族説明>
【魔族】
≪種族特性≫
魔力が豊富であり種族スキルも魔法使いに向いた
エーアデ産の種族。
同時に防御・結界魔法に長ける者が多い。
種族的な得意属性は木・土だが、
過去に豊穣と癒しを司っていた精霊樹の恩恵を
種族全てが受けているため、
治癒を司る光属性とも相性がよい。
そのためサブ属性として発現しやすい。
≪見目≫
カタルシス世界の中でも最も人間という種族に近い種族。
耳が少し尖っている者もいる。
エーアデ王族直系の者のみ、
海のような青緑の髪と瞳を持っている。
≪得意属性≫
全属性に適正あり、苦手属性は得意属性に準ずる
≪種族スキル≫
『創造』
(Creation クリエイション)
己を変化させる変身術・防御魔法・結界魔法のみ
魔力消費なし。分身は回避時に創る幻影の場合は、
防御魔法なので消費なし。
別の物体に己の姿を纏わせる分身の場合は、
闇魔法になるため消費あり。
種族スキルの使い方としては、常に全方位防御結界を
張ったまま残りの魔力は全て攻撃に回して魔法を発動する
などがある。全方位防御結界に近いものとしては、
豪腕の応用スキルの竜の装甲が近い事が出来る。
創造と竜の装甲の違いは、前者が魔力消費無しで
後者が発動時常に大量の魔力消費が必要。
ハーフやクウォーターも同等の種族スキルを持つ。
【天使】
≪種族特性≫
幸福の象徴だと有難がられる
レーゲンボーゲン産の種族。
全員最初は生前の記憶を全て管理者によって封じられている。
記憶を取り戻したいという本人の想いが強いか、
事前に管理者の設定した条件がある場合はそれを満たす事で
記憶が戻る事もある。
主に吸血鬼になる程ではない罪を犯した者や、
生前罪を犯さず死んだ者などが天使へと転生する事になる。
例外として、吸血鬼になるほどの罪を犯した者でも
愛しい者に対する記憶と想いを奪われる事が
何よりの罰になる者も天使へと転生する事がある。
≪見目≫
自由に収納可能な純白の天使の翼を持っている。
翼自体の大きさや常時収納可能かどうかは個人による。
人によっては管理者や他者によって翼を捥がれた者もいる。
≪得意属性≫
光・時
≪種族スキル≫
『浄化の翼』
(healing wing ヒーリング ウィング)
毒耐性を始めとした全ての精神・身体状態異常無効。
翼がある限り意図的に発動せずとも常時発動しており、
魔力消費もないスキル。
発動時に魔力を大量に消費し時間制限もあるが、
意図的に発動させた場合にのみ状態異常無効の効果を
自分の周囲へと広げる事も出来る。
ハーフやクウォーターはこの種族スキルを持たない。
そして全ての種族スキルの中でこの種族スキルのみ、
物理的に翼を失えば永久に失われるスキル。
【吸血鬼】
≪種族特性≫
前世で殺人など重い罪を犯したものがなる
ヴァッサー産の種族。
他者の血を自分の魔力に変換し、
それが生き血であればより力を発揮する事が出来る。
しかし味覚は吸血鬼になる前の生前と同じなので、
初代のヴァッサー以外に血を好んで飲む者は少ない。
初代のヴァッサー以外に血液が主食な程の
吸血衝動を持つ者は稀で、
人工血液や普通の食事で暮らす事が出来る。
日光やニンニク、十字架など物語で語られるような
吸血鬼の苦手な物にも耐性がある。
≪見目≫
悪魔のような尻尾と鋭い犬歯を持つ種族。
パッと見は魔族とそう変わらない。
尻尾が常時収納可能かどうかは個人による。
≪得意属性≫
闇・氷
≪種族スキル≫
『血操術』
(Blood operation ブラッド オペレーション)
自他問わず血液の硬度や形状を自由に操る事が出来る。
人工血液なども他者の血液と判定して使用する事が可能。
また発動時に魔力消費は一切なく、
血液を操れる範囲や量に制限は無いため戦闘向けのスキル。
他者の血ではなく己自身の血を使用する場合、
使用しすぎると貧血に陥る弱点がある。
緊急時の代用武器や投擲武器精製、魔力補給になど
幅広い応用が利くスキル。
ハーフやクウォーターはこの種族スキルを持たず、
純粋な吸血鬼のみが持つ能力。
【人間】
≪種族特性≫
管理者や神に呼ばれ、異世界である『日本』から
転移召喚された種族。
召喚される前に住んでいた日本の時代は様々で、
平安時代などの何千年前の時代から現代日本など
様々な時代から召喚されている。
『転移』と表現統一されている理由は、
召喚される前の世界で死亡していようか生存していようが、
カタルシス世界にきた時点でカタルシス世界に適した
魔力を持つ肉体に受肉されるため。
召喚された者は神や管理者と接触して種族スキルである
贈物という個人によって詳細が変わるスキルを受け取り、
これからの生の容姿や年齢を自由に選ぶ事が出来る。
人間がこの世界の者と伴侶となり子をなした場合
ハーフは生まれず、子は相手の種族となる。
相手が精霊獣やつくも神の場合は
種族人間の制約が最優先され、子は相手の種族となる。
人間同士の場合は子の種族は人間となり、
15歳の成人と共に人間の種族スキルが発現し
神族or管理者の加護を受ける。
しかしそもそも人間という種族そのものが
極めて少数のためこの例はごく稀。
≪見目≫
魔族によく似た見目だが、耳は尖っていない。
異世界の中でも時代は違えど日本という国からだけ
召還されているので、召還されてすぐの姿は
黒髪黒瞳の者が多い。
≪得意属性≫
全属性に適正あり、苦手属性は得意属性に準ずる
≪種族スキル≫
『贈物』
(Gift ギフト)
本人の希望により似通っていたとしても
詳細は異なる能力を授けられるため、人間であれば
全員同じ内容のスキルを得る種族スキルというよりは
異世界から転移してきた際に新たに授けられる転移特典
といったほうが近い。
能力を授けるのは管理者や神のため、
洗脳や本人の意思を無視して身体を操作するものなど
人道に反するようなスキルを授けられる事は少ない。
それに反して伊織のどんな植物でも素晴らしい状態に
なるよう育てる事が出来るスキルである『豊穣の護り手』や、
黎明の紡織や裁縫に関する事に関するスキルが
育ちやすくなる『織姫の涙』など生活関連スキルや
戦闘関連スキルに関しては自由度が高く
融通も利くスキルである。
神や管理者から本人のみに授けられるスキルのため、
例え人間同士であっても子に継承はされない。
【獣人】
≪種族特性≫
動物の特性や見目などを併せ持つ種族で、
全獣のものと半獣のものと存在する。
また他の種族とのハーフやクウォーターの場合は
両者の特徴が発現しやすい種族でもある。
動物としての能力は動物により異なるが、
魔族やエルフなど魔力が多いが身体能力は低めの
魔法使い向きの種族より武闘派が生まれやすい竜人族に近く、
生まれつき身体能力も高い者が生まれやすい種族である。
また見目の愛らしさのため密猟者に狙われる事が多い。
≪見目≫
耳尻尾や鱗など様々な動物の身体的特徴を生まれ持つ種族。
一部分の身体的特徴だけ持つ半獣の者と
動物の見目を持つ全獣の者、半獣と全獣両方になれる者など
獣化具合は個人による。
精霊獣との違いは此方は身長が人間サイズ以上の者が多く、
人外じみた巨大なサイズの者も存在する。
≪得意属性≫
雷・時
≪種族スキル≫
『疾風の矢』
(Gale's arrow ゲイルズアロー)
両足に風を纏い両足の強度を上げ
落下の衝撃を無効化するスキル。
使い方によっては空や水面を駆ける事が出来、
韋駄天と同じような使い方が出来る。
ただし此方は加速は本人の走行速度と同一であり、
跳ねる事で空を飛ぶため着地する場所がない場合は
他スキルとの併用修練が必要となる。
しかし魔力消費はないため街中で犯人を追う際など、
障害物を飛び越えて先回りするなどの使用方法がある。
ハーフやクウォーターも同等の力を持つ。
【人魚】
≪種族特性≫
種族として火属性と雷属性に弱く、水属性に強い。
美しい鱗に覆われた腰から下の尾びれを持つが、
水辺に棲んでいる者以外は尾びれは人の足にして
生活している者が多い。
また食すると不老不死になるという
伝説を有する種族ではあるが、
実際の所はそのような能力は彼らの血肉には無い。
その根も葉も無い噂を信じていたり
彼らの鱗や美しい歌声に魅せられた
密猟者にとっては恰好の得物な種族でもある。
≪見目≫
魚の尾鰭のようなヒレ耳と美しい鱗に覆われた
腰から下の尾鰭を持つ。
ヒレ耳や鱗自体の色や尾鰭の形状は個人による。
≪得意属性≫
水・氷
≪種族スキル≫
『水華の盾』
(Water petal shield ウォーターペタルシールド)
大輪の花の形の水で出来た盾を展開する。
花の形は本人の使用する際のイメージに左右されるが、
桜などのそれぞれの花弁が独立している花を
イメージする者が多い。
盾は透明な見目はそのまま
金属のように硬化させる事が出来、
半分に割って鉄扇のように使用したり
花びらの数だけ敵へと投擲したりすることも出来る。
ハーフやクウォーターも同等の力を持つ。
【竜人族】
≪種族特性≫
竜が人になった種族。西洋竜の姿と人型の姿を持つ。
武闘派が多く、
武に長けた性質を持つものが多く雷属性に弱い。
純血の者のみ互いの相性が余程よくなければ
出産率が低いため、竜人族の血を引く者は
ハーフ・クウォーターも含め全員に発情期がある。
発情期は期間は数日から最大で一週間程で、
雌の発情期に誘発されるように
雄の発情期が起こる事もある。
そして母体に負荷はかからないが子が流れやすく
弱い身体で生まれてきてしまう人の姿で生まれる胎生と、
母体に負荷がかかり出産時も難産である事が多いが
子供が頑丈で強い身体で孵化する竜の姿で生まれる卵生と
二種類の生まれかたがある。
純血種と混血種の能力の違いが多い種族でもあるが、
両者共に美しく硬い鱗や武器の素材として
高値の値段がつく牙や角などを持つ西洋竜の姿を持つため
密猟者からは最も狙われる種族でもある。
純血竜の中でも美しい鱗を持つ者はいるが、
特に半竜の鱗は元の鱗の色がなんであれ
水に濡れると美しい虹色に輝くため狙われる。
≪見目≫
人の姿と西洋竜の姿を持ち、
人の姿でも竜の角とドラゴンのような翼、
そして竜の尻尾を持つ。
幼体時はこれらが収納できない者が多いが、
成体になってからも常時収納が出来ない者は存在する。
竜になった時のサイズや鱗の色、角の形状などは個人による。
≪得意属性≫
風・火
≪種族スキル≫
『竜の意志』
(Dragon's will ドラゴンズウィル)
本性である西洋竜の姿に変身するスキル。
翼を使った飛行や万物を焼く焔な竜の息吹
などを使用できる。
竜としては魔法を通さない頑丈な鋼の皮膚を持つが、
ハーフやクウォーターはこの全ての能力が劣化する。
飛行はできても竜の息吹が使用できないなどの
劣化した竜の意思は純血の間で発動出来ないと
同じ扱いとなっており、ハーフやクウォーターが
『赤子ですら発動できる種族スキルが出来ない出来損ない』と
純血種から差別・迫害される原因にもなっている。
ロストブラオン領で行っている竜馬車は
このスキルと韋駄天のスキル両方を自由に発動できる者が
最低限の採用条件となっている。
【エルフ】
≪種族特性≫
森と大地に愛された精霊の種族。
長い耳と白い肌を持つ。
金髪の者や膨大な魔力を持つ者が多く、
種族的に土属性であるため種族として
雷無効化スキルを持つ。
また魔法に特化した種族のため
身体能力が他の種族に比べて極端に低く、
ハーフやクウォーターであっても
武術方面に進むには血の滲むような努力が必要。
また堕落した者や自ら穢れを引き受けた者は
ダークエルフとなり肌は褐色、髪の色も白や銀となる。
≪見目≫
長く伸びた耳と白い肌を持ち、金髪碧眼の者が多いが
髪色や瞳色は個人によって異なる。
また元々金髪碧眼であった者でもダークエルフとなると
褐色肌に白髪銀髪に変化してしまう。
≪得意属性≫
土・光・木
≪種族スキル≫
『森の詩』
(Woods poetry ウッズ ポエトリィ)
祈りの歌を捧げる事により植物の育成を促し、
植物を操る事が出来る。
操れる植物や量に制限はなく、魔力消費もない。
しかし弱点として声を封じる魔法などを使用されると、
この種族スキルは使用する事が出来なくなる上に、
スキル自体の効果は本人の歌の上手さに比例する。
また詠唱とも言える歌唱が必要なため、
物理戦闘をしながらや前衛なしでの
スキル使用には向かない後衛スキルでもある。
ハーフやクウォーターも同等の力を持つ。
【つくも神】
※世界観上では神族ではなく妖判定となっている
≪種族特性≫
武器や道具そのものの姿と人の姿両方を併せ持つ。
依代に出来る媒体は多岐に渡り、媒体が壊れない限り
(また例え壊れても代わりの媒体に宿る事が可能)
不死の種族でもある。
また己の魔力だけではなく、
主となった者の魔力も使う事が出来る。
勿論その逆も可能。
まず種族としての制約として、
ハーフやクウォーターは存在不可。
子孫は残せるが、子供は番った他種族の種族になる。
(例:竜人族とつくも神→子供は竜人族。
人間と精霊獣相手の場合は人間・精霊獣・つくも神の
三者の制約の中では他二者の制約が優先されるため、
つくも神の子供が生まれる。)
唯一転生なしにつくも神に至る前は他種族がOKな種族。
ただしその代償につくも神としての器である
武器が存在する限り転生不可・不老不死になる。
≪つくも神への至り方≫
つくも神への至り方として最も多いものが、
長年人に大切に扱われてきた武器や道具に魂が宿る事。
また例外として特殊な術を使用して、
全魔力と命と魂全てを使いつくも神としての
己を錬成する事も出来る。
ただ此方の場合成功率が低い方法でもあるので、
大半は前者の方法でつくも神へと至る者が多い。
また武器道具の範疇には
純粋な剣や盾などの武具だけではなく
魔導具も含まれている。
魔道具は剣や杖などの武具・道具型と
本来扱えない属性を扱うための補助用の
スマホ・タブレット型が存在する。
≪見目≫
武器道具の姿のままで喋る者や
人の姿で生活する者など、
種族としての見目は多岐に渡る。
つくも神限定の見目特徴はなく、
人としての姿は個人による。
前世である生前の種族としての
姿を取る者も中には存在する。
≪得意属性≫
全属性に適性あり、苦手属性は得意属性に準ずる
≪種族スキル≫
『烈火の誓い』
(Raging fire oath レイジング ファイア オウス)
器である武器や己自身の人としての身体に
所持属性の焔を纏わせ攻撃する事の出来るスキル。
炎を纏うというよりは炎で出来た薄い膜で
武器の刃部分や先端、身体などが包まれ、
つくも神本人や主人、味方は触れても
無害な武器エンチャント。
勿論魔力消費はなく、本人の所持属性のみ
自由にエンチャントする事が出来る。
しかし己の所持属性以外は通常の
武器エンチャント魔法となるため魔力消費が存在する。
【精霊獣】
≪種族特性≫
創生神エアが世界に祝福を与えるために
創り出した種族。
初期にエアに創られた土地に根付き
祝福を与えるため樹木の姿だったが、
エアが討たれた以降は黄金の雨を介して
エアにかけられた魔法により人型・小動物の2つの姿を持つ。
動物の種類は様々だが、
全て手乗りサイズから抱っこ出来る小動物サイズ。
変身術を使用する事により
動物としてのサイズを変更する事も出来る。
種族内で土地に根付いて祝福を撒き、
虹色の光沢を持つ果実を実らせる『精霊樹』と
呼ばれているのはジャック・キルシュ・プララヤの3名のみ。
前者2名は本体である樹木は健在だが
表向きには故人のため、
プララヤだけが現存する精霊樹であることになっている。
またこの三人のみ樹木としての本体が存在する限り
不老不死となっているが、樹木としての本体が存在しない
それ以外の者は他種族と同じように成長も老化もするし
種族として不死ではない。
基本エアが直接作成した者or精霊獣同士の子供のみが
精霊獣と呼ばれるため、ハーフは存在しない。
精霊獣と他種族のハーフは他種族になる。
人間相手の時のみ、
他種族相手で精霊獣が生まれる事になる。
全ての精霊獣はエアが黄金の雨を介してかけた
『大切な人物(=デフォルトでは創造主であり主のエア
となっている)の記憶やその者に対する想いを忘却する』と
いう魔法がかかっており、魔法がかけられた時点で
すでにエア以外に大切な者がいた場合
その者に関する記憶が失われる事になる。
光属性の解呪魔法や本人の努力などで記憶が戻ることもある。
≪見目≫
動物の種類は多岐に渡り、犬や猫などの小動物以外にも
馬や豹や龍など本来小動物サイズではない
種類の動物の者もいる。
≪得意属性≫
全属性に適性あり、苦手属性は得意属性に準ずる
≪種族スキル≫
『主君の命
(Master's Order マスターズ オーダー)』
一定範囲内に主と定めた相手がいる場合、
己の全能力が飛躍的にUPする。
主と定める者は恋愛感情を持つ相手でも
己が尊敬する存在でも様々な者がいるが、
『大切にしていて護りたい』と思う者が定める基準となる。
デフォルトでは創造主兼主のエアが該当しているが、
無自覚・自覚有両方で主となる者は変更される。
【焔華族ーえんかぞくー】
≪種族特性≫
創生神エアが作り出した種族の内の1つで、
元々の姿は自由自在に変化する炎そのもの。
火傷せず竈の中に入り
炎を起こし調整する事の出来る小人の姿と、
様々な鉱石や素材を掌から出す事の出来る巨人
(=焔華族から見て、なので大きさ自体は他種族と
同等の大きさ)の姿がある。
これと決めた己が惚れ込んだ腕の職人に生涯付き添い、
共に作品を造り続ける習性を持つ。
またどんなに珍しい鉱石や素材も出す事が出来るため、
密猟者に狙われやすい性質も持っている。
そのため生まれてすぐ相棒となる
職人探しをする個体が多い。
付き添う相手の職人は基本は1人だが、
元々家族のように共に焔華族と職人が暮らしており、
その職人と同じ血筋であれば複数の職人に
1人の焔華族がその寿命が続く限り
付き添う事もごく稀にある。
≪見目≫
竈内に入れるサイズの小人の姿と人の姿を持つ。
大きさ以外は種族としての特徴的な見目は無いため
髪や瞳、肌の色は個人によるが、
炎のような紅色の髪や瞳を持つ者が多い。
≪得意属性≫
火・土・雷
≪種族スキル≫
『無限の空想
(Limitless Fantasies
リミットレスファンタジーズ)』
己の掌から無制限に様々な鉱石や
素材を掌から出す事が出来る。
ただしどんな大きさのものや物体でも出せる
というわけではなく、条件が2つ存在する。
1つ目は両手の掌で持てる範囲の大きさであり、
魔物や特殊種族素材以外であること
(例:竜人族の鱗や人魚の涙などは出せない)。
2つ目は本人が出したい素材の見目だけではなく
特徴や活用方法まで素材の事を
完全に理解していること。
特に2つ目の素材の知識が
あやふやなものであった場合は、
スキルが失敗する事もある。
その代わり知識さえあれば
本人がハーフやクウォーターであっても、
純血の焔華族と同等の
種族スキルを発揮することができる。
【虹龍族ーこうりゅうぞくー】
≪種族特性≫
創生神エアが精霊樹の守り人として造り出した種族で、
巨大な東洋龍としての本性と人としての姿を持つ。
創生神が自ら戦闘向けに作った種族なので、
全種族の中でも優れた身体能力と高い魔力を持つ万能型。
生涯ただ一人の精霊獣の魂に主従を誓い、
虹龍族の側からのみ主の種族が転生で変わっても
気付く事が出来る。
ただし主が一度特殊ロスト種族期間を全うし
他種族になっている場合、魂は同一でも
完全な別人になるため主従を結んでいた記憶は
主には無い。主従の縁は運命で結ばれている縁であり、
本人が意図的に結ぶことは出来ない。
創生神エアは勇者ジェイドにより邪神とされてしまい
黄雨事変以降は虹龍族は迫害の対象でもあったため、
変身術で姿を偽り別種族の振りをしていたり、
山奥の村に引きこもって生きてきた者が多く存在する。
現在では緩和されているため
虹龍族としての姿で暮らす者もいる。
≪見目≫
巨大な東洋龍の姿と人の姿を持ち、
変身術で姿を他種族の姿に偽っている者が多い。
種族としては細く長い二本の竜角と
東洋龍のような長い龍の尾を持ち、
稀に収納出来ない者もいるが
基本的には常時収納可能。
中には人の姿でも
肌に龍の鱗が浮かび上がる者もいる。
≪得意属性≫
全属性に適性あり、苦手属性は得意属性に準ずる
≪種族スキル≫
『霧雨の月
(misty rain moon ミスティレインムーン)』
天候変化魔法・己以外を変化させる幻影魔法・
霧などを呼んで目眩ましする幻術魔法のみ、
魔力消費なしになる種族スキル。
魔族の創造との違いは消費なしになるのは
基本的にどれも場に作用する魔法で、
己自身を変身術で偽ったり分身を造りだす術は
作用対象が己のため魔力消費が必要になる。
天候変化魔法のみ、本性の東洋龍姿で
この種族スキルをあわせて魔法発動すると
発動範囲が格段に広がる。