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【Katharsisに登場する国や地域】

【基本情報】


住民の魂は基本登場する三国(三世界)で循環している。

たまに神族&管理者が異世界から魂を連れてくる。

主な登場地域はエーアデ国の王都ファルベと

領地ロストブラオン。

異世界は様々な時代の日本。主に現代日本が多い。


【Katharsisに存在する世界(国)】


≪エーアデ≫


舞台となる生者の国。

異世界日本や死者の国からも移民を受け入れている

多民族国家であり、魔王を長とする魔族が支配する世界。


他の二つの世界には王の証を持つ者以外は、

エーアデからは移動出来ない。巨大な王都を王が治め、

各領地を治める領主がそれをサポートする形。


生活の基本は魔法であり、

国営福祉の一環として魔法学校が20年前から存在しており

様々な専門教育を年齢時期を問わず受けられる。


初級魔法や識字率上昇のための初級教育と、

その後に受けられる狩人免許取得や各種職業に就くための

専用教育に分かれている。


前者は当代国王の意向により義務教育化した。

国内の職業は大抵のファンタジー系職業はある。


≪レーゲンボーゲン≫


エーアデで死亡した魂が生前の罪を裁かれた後に、

天使へと転生する場所。

多種多様で色とりどりの花々が年中美しい青空の下、

咲き誇る美しい世界。


管理者である『最初の天使』レーゲンが棲む宮以外は

エーアデとは時間の流れが違い、

天使としての生を退屈だと思う暇もなく

転生の番が来るようになっている。


吸血鬼になる程でもない軽い罪や罪を犯していない

住民が転生の時を待つ収容所。


なるべく早く魂を巡らせたいと願う者は此処に残り、

天使の生を生前と同じ長さで全うしたいと願うものは

移民としてエーアデ国に行く。


そしてこの国に迎えられたものはただ一人の例外もなく、

生前の記憶が消去される。


≪ヴァッサー≫


エーアデで死亡した魂が生前の罪の重さにより、

吸血鬼へと転生させられる場所。

紅い月が空に浮かぶ、常に濃い夜空色で空を覆われた世界。


レーゲンボーゲン国と同様に管理者である

ヴァッサーが住む宮以外はエーアデと時間の流れが違い、

此方の方が時間の流れが速い。


生前の犯した罪の重さが天使に転生し洗い流せる

重さを超えた場合生前の味覚や感覚はそのままに

吸血鬼となり、その罪を一生かけて償っていく事になる。


罪人とされる基準は殺人や死者の蘇生など

生者の世界でも重罪とされるものであるため、

現在はある程度改善されているが

エーアデでは差別や侮蔑の対象だった。


【キャラクター登場地域】


≪王都ファルベ≫


街の周囲を魔物避けの城壁と広大な草原で囲まれた、

代々のエーアデ国王が治めてきた緑豊かなエーアデ国の首都。

気候は国王の張る結界の影響で比較的温暖であり、

春夏秋冬と四季も存在する。


王都の中はメインストリートを中心として

複数の区画に区切られており、図書館塔エリアや

魔法学校本部のある魔法学校エリア、貴族街エリアの他に

商業・クランハウス・住宅街の3つのエリアを纏めた

商業施設エリアがある。


謁見や政務を行う場所である王城、

廃墟となった旧城跡を使った王家私有の大農園以外の区画が

主な王都の住民居住可能地域となる。


過去スラム街だった地域は当代国王の曾祖父の時代に

区画整理されなくなっている。


建物は中世風の石煉瓦造り様式中心。

貴族街エリアは貴族の王都用の屋敷が多いため、

華美な装飾がなされたものが多い。


衣服は全体的に正装などは特に

ドレスやスーツなどの中世風の様式だが、

異世界である現代日本の影響を受けているので

洋服自体の選択肢は多い。


食生活は野菜や魔物肉中心で洋風のものが多い。

魚肉は川や湖が近隣にあるため王都では淡水魚中心で

海の魔物や海鮮類は値も張る。


中でも名産品は気性が激しいが懐くと沢山の卵をくれ

頭が良く番犬代わりにもなる鶏型の魔物コッコーの卵や肉、

肥沃な土地の栄養をたっぷり吸って丸々育った野菜。


≪魔法学校本部≫


冒険者、商業、錬金、鍛冶などの各種ギルド

+義務教育学部+各種専門学部

(魔法・武術・錬金・生活・教養)


≪メインストリート≫


商業エリアの一部で、王城から王都城門までを繋ぐ

巨大なメインストリート。

アクセ類や食べ歩き系のクエスト帰りの学生や狩人達を

ターゲットにした露店が立ち並んでいる。

露店を開くためには、魔法学校で発行される許可証が必要。


露店許可証は祭りなどの催事の開催期間のみのものと、

金額は前者のものより値は張るが一年間好きな時に

出店する事が出来るものと二つある。


≪図書館塔エリア≫


国立図書館が多く建設されており、

無料で蔵書の貸出を行っている。


貸出には学生証や狩人免許などの国が発行する

身分証の類が必要。国中の書物が分類ごとに納められていて、

管理者兼相談役として各塔に司書も配置されている。


≪魔法学校エリア≫


本部では各種ギルドの受付やクエスト仲介は各学部校舎、

魔物解体や報酬支払・商品売買などは常駐する専門職員が

存在する事務センターと分業している。


校舎に近い立地の屋敷が並ぶ住宅街や格安で利用出来る

学生専用の宿泊施設、学割の利く巨大な敷地を有する

カフェテリアも完備している。


≪貴族街エリア≫


本邸よりは少し手狭な貴族達の屋敷の

タウンハウスが立ち並ぶ住宅街。


価格帯から店全体の雰囲気までその全てに贅を凝らし

己への褒美としての非日常を売りにした、

貴族や富裕層向けの商会本部や料理店などは

貴族街に出店することもある。


≪商業施設エリア≫


主に庶民向けの商店やレストランが立ち並ぶ商業エリア・

ある程度資金を稼いだ狩人達が合同で複数人が暮らす事

の出来る屋敷を買い本拠地としているクランハウスエリア・

様々な国民が暮らす住宅街エリアの

3つに大きく分けられている。


≪商業エリア≫


主に庶民向けの商店やレストランが立ち並ぶ。

日常生活に必要な品を中心に取り扱っており、

良いものを安く売るといった傾向の店が多い。


≪クランハウスエリア≫


狩人達の拠点の屋敷が立ち並ぶ住宅街。

執事やメイドを大きな屋敷の維持に雇う者や、

クランという組織を組んで常に人が住んでいる

ようにする者といる。


≪住宅街エリア≫


様々な国民が暮らす住宅街があるエリア。

貴族街エリアとは違って、

大きな屋敷より素朴で頑丈な造りの一軒家が多い。


【王都ファルベ周辺地域】


≪禁域の森ーきんいきのもりー≫


王都ファルベとロストブラオン領を挟む

山々とは反対側に位置する鬱蒼と緑が生い茂る巨大な森。


一般人が迷い込む事のないように森の周囲に

魔導具で強度を上げた柵が張り巡らされており、

蒼碧騎士団から選ばれた門番がいて森への

人の出入りを記録している。


だが森には稀少な種族が棲んでいる他、

珍しい植物や高価な素材などが多く手に入るため

密猟や乱獲目的に入り込む不届きな輩が後を絶たない。


勿論狩人免許の中でも専用の通行証が通行に必要。

詳細については狩人免許の欄を参照。


≪領地ロストブラオン≫


清らかな水源を持つ大きな湖と川を有する緑豊かな山々と

エメラルドグリーンに輝く海に挟まれた、

小国並みの大きさの土地を持つ代々竜人族の

ヴァイス家が治めてきた領地。


王都からは馬車で1日かかる距離だが

最近国王によって片道を十分で往復する竜馬車が整備され、

王都とロストブラオン領間・領内のみ運行している。


領地の大きさもあって国内で最も多く

地上地下ダンジョン共に有する領地で、

大小様々な魔物の大量発生が起きやすい領地でもある。


そして必ず年に一度の紅い月の日には、

大量の魔物達が活性化しスタンピートが起きる。


気候は春夏秋冬と四季が存在しており、

夏は砂漠のように暑く冬は雪かきが必要な程に雪が降る。

特に夏と冬の温度差が激しい気候。


衣服は王都同様の中世ヨーロッパ風のドレスや礼服も

存在はしているが、竜人族は翼や尾をしまえない者もいるため

異世界からもたらされた着物が男女共に流行っている。


建築は木材が豊富に採れる山々が近いのもあってか

現代でいう町屋建築のような和風の木造建築が多く、

特に温泉街の宿場町・スキー場近辺のペンション町・

海の家近辺は景観の問題から木造建築のみとされている。


カジノ周辺の歓楽街や遊園地などは非日常を演出するため、

王都の石煉瓦建築や尖塔建築様式を採用した建物も存在する。


食文化については山や海での魔物の大量発生も多く、

野菜も肉も海鮮も新鮮で旨味の多い物が多く採れるため

温泉を使用しての蒸し料理や現代日本でいう和食や

エスニック料理に近い料理が多い。


中でも名産はトビカジキという金剛石並みの固い剣

のような口を持ち七色に輝く透き通った羽ヒレを持つ

海面を跳ねるように飛んで移動するカジキの魔物で、

度々大量発生してはロストブラオン領の屈強な漁師達や

狩人達の獲物になっている。


蒸しの他にも煮・揚・焼など様々な調理法を駆使して

非日常を演出する趣向を凝らした料理が宿場町や

カジノのレストランで味わう事が出来る。


≪魔法学校支部≫


冒険者、商業、錬金、鍛冶などの各種ギルド+義務教育学部のみ


≪温泉街エリア≫


温泉の源泉がありそれを利用した木造建築の温泉宿が

立ち並ぶ宿場街がある。宿泊客へ浴衣や着物の着付けを

行っている店が多く、着物を着た観光客が多い。


≪観光地エリア≫


遊園地や春秋のみ営業している非日常を演出する

巨大なレストラン併設のカジノがある。

営業が春秋のみなのは夏冬は温泉街・ペンション・

海の家の方の営業が盛んなため。


【ロストブラオン領地周辺地域】


≪海夢宮ーかいむきゅうー≫


泡沫夢事件という天雷事変後に起きた事件で

ロストブラオン領沖に浮上した、

一億年前に沈んでいた巨大な城。


創生神エアの孫のような存在である悪戯っ子三人

(清澄・桜紫・ジャック)が長き眠りから目を覚ました場所。


悪戯目的でロストブラオン領地全域に

様々な効果を付与する泡を放ち、

国王の浮婪と創生神の次代であるリヒトを誘拐する事件を

起こした後は三人がのんびり住む住居となっている。


【狩人免許と冒険者に当たる狩人について】


狩人免許は国が発行している国家資格で、

いわゆる冒険者証のようなもの。

魔法学校で該当の教科を全て履修するか、

国が定期的にやっている試験に合格する事で資格取得できる。


後者の場合狩人としての知識を問う座学・

実技の魔物の解体・戦闘技術と三科目あるが

合格判定は総合点であり、

各科目の最低合格ラインを満たせば

他の得意科目で点数を稼ぐ事も可能。


これは戦闘が苦手だが素材売買を理由に取得する

ための者への救済措置であり、

戦闘技術が『狩人免許を禁域の森の通行証にするための

もう一つの基準値』を満たさなかった場合、

狩人免許を取得していても消す事が出来ず

特殊な魔法で浮かび上がる印がカードにつけられ、

禁域の森の通行証になる事は無い。


これは禁域の森は危険な魔物だけではなく

密猟者や賊が潜んでいる無法地帯であり、

腕に覚えがなければ喰らい尽くされる

弱肉強食の世界でもあるため。


非戦闘員が気軽に他の森と同じように

一人で素材摂取に出かけて帰らぬ人になる、

などの事態を防ぐための安全策でもある。


なお狩人免許は持っていると『自分は密猟者ではない』

と証明する身分証扱いとなる。

そのため森に同行する必要のある狩人以外の他職は勿論、

保険や別の用途のためにと森へ同行する必要の無い

他職でも持っている者が多い。


その別の用途というのが、素材売買の際に

身分証必須の面倒な手続きを省く事が出来るという点である。

魔法学校の学生証でも売買の手続きに関しては省けるが、

森の通行証にはならない。


ちなみに魔物の肉は美味としてよく売れ

肉以外の素材も高値で取引されている事から

一匹でとても価値があるゆえに、免許の名でもある

職業の狩人はエーアデ国でも人気の職業。




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