女神降臨
すみません、構想が上手くまとまらず...!
出来るだけ早く書けるようにしますので、何卒お待ちを
2023/7/6:「『あの4人』は~」の文章を追加しました。
「私は女神メイリスと言います」
そんなトンデモ発言に俺は混乱......すること無く、
「で?その女神様が何用で?」
と、尋ねた。
「えっ?ちょっと反応薄すぎない?もうちょっとなんか無いの?私女神よ?女神様なのよ?」
...なんかさっきの神々しさが一瞬で剥がれたんだが。少し残念な感じだ。
「まず、いきなり出てきて女神ですって言われて信じる奴がいるかよ。後、この世界には唯一神エミルージュしかいないはずだが?」
この世界には前の世界と違い、神様がいる。だがそれはエミルージュだけである。
「ええ。『この世界には』あの女しかいないわね。『この世界には』、ね?」
「...なるほど、つまり、お前は異世界から来た女神ということか」
「正解!まあ、細かく言えば、あなたの世界から来たってところだけど」
...俺の世界にも神様って居たんだな。こいつが神様かどうかは知らんが。
「取り敢えず用件を言え。神様が出てきたってことは、それなりの理由があるんだよな?」
「もちろん。用件は、謝罪と言ったところね」
「謝罪?女神が謝罪って、俺になにしたんだ?特に何もないぞ?」
「順番に説明するから。まず、さっきも言ったけど私はあなたの世界の女神よ。普段はあなたの世界を見守ってたの。そして、あの日もいつも通り見守ってたんだけど、急に大きな反応があって、気づいたらここの世界にあなた達が飛ばされてた。それで、気になって見に来たら勇者として呼び出されているじゃない?それで、スキルって言うのもあるらしいって聞いて、すぐにあなた達のなかに強いスキルがあるか調べたの」
「ちょっと待て、つまり俺達は元からスキルを持ってたんじゃなくて、この世界に来る時に与えられたってことか?」
「ええ、そうよ。この世界に渡った時に、ランダムで神がスキルを与えるらしいの」
初耳情報だったが、ここでとやかく言ってもどうにもならないのでメイリスに続きを促す。
「で、私はすぐに見つけたわ。それがあなた」
「は?俺?俺のスキルものすごいどうでもいいスキルだぞ?」
「私はね、スキルの表示に偽装をかけたのよ。見つかれば危ないと思って」
「…そうか、なるほどな。それで謝罪か。あのクラスから追放されたからその詫びってこった」
「そう。だからごめ「俺は気にしてないし、むしろありがたかったよ」...え?」
そう、俺はありがたかったのだ。あんな腐ったクラスから離れられて。スキルや職業で差別したり、いじめてもいいと思うような奴らから追放されて。もちろん最初は愕然とした。けど、今思えば、追放されたことは自分にとって最高にいいことだと俺は思う。『あの4人』は働きかけてくれた感じはしたけどな。
「だから、謝罪はいらない。取り敢えず俺のスキルの本当の効果を教えてくれればそれでいいよ」
「...本当に?」
メイリスは少し涙目になりながら俺に尋ねきた。
「ああ、だからスキルの本当の効果を教えてくれ」
「わかったわ。今から偽装を解除する。ステータスプレートってある?」
「ああ、ある。それで今から確認するよ」
「そう、それじゃ見てて」
メイリスはそう言うと集中し始めたのか目をつぶった。そして神々しい光が舞ったかと思うと、次の瞬間、光が辺りを塗りつぶした。
気づくと光はなくなっており、少し嬉しそうなメイリスがいた。
「さあさあ、ステータスプレートを見てみなさいな!」
...こいつかなり上機嫌だがどうした?
俺はそう思いつつ何気なくステータスプレートを見た。そして目を見開いた。そこに写されていたスキルの効果はーーー
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天涯孤独 Lv2
パーティーやクラン等を組めなくなる。その代わり以下の効果を得られる(奴隷やテイムモンスター等は例外)
Lv1:スキルレベル解放、ステータスボード解放
Lv2:経験値アップ(超)、レベルアップボーナス追加
Lv3:?????(Lv60達成後、解放の鍵使用)
Lv4:?????
Lv5:?????
Lv6:?????
Lv7:?????
Lv8:?????
Lv9:?????
Lv10:?????
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というとんでもない効果が記載されていた。