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登場人物紹介④(王族・王城で働く人々・貴族)

括弧内の数字はスタート時の年齢です。

◇◇王族◇◇


  【アーネスト・エクグラシア(42)】

五百年の歴史を持つ魔導国家エクグラシアの第三十代国王。獅子王とも呼ばれ、たてがみのような赤い髪が特徴。元竜騎士で豪放な性格に見えて、師団長や王妃には気を使う。政務にたずさわり、調整能力には長けている。グレンの遺言通り、ネリアを師団長に任命する。


  【リメラ・エクグラシア(内緒)】

榛色の髪に琥珀色の瞳を持つ、元伯爵令嬢の上品で控えめなアーネスト自慢の王妃。ネリアに正中線をほめられる。心配性で土属性が強く、感情を乱すとティーカップや花瓶といった陶器が割れる。王妃専属の修復担当魔術師がついている。


  【ユーティリス・エクグラシア(18)】

赤い髪と瞳で優秀と評される第一王子。短髪。成人しているが、事情があり公務で人前に出ることはなく、立太子もしていない。立太子の儀を終えると、『エクグラシアの若獅子』と呼ばれるようになる。


  【カディアン・エクグラシア(16)】

同じく赤い髪と瞳の第二王子。身カーター副団長の娘メレッタの同級生で、兄のユーティリスが大好き。素直な性格で真面目だが、周りに影響されやすい。手先が器用で絵も上手い。


  【王太后】

アーネストの母。奥宮に自慢の温室があり、高位貴族の婦人を招いたお茶会では、香りのいい美しい花で会場を飾る。専属のお菓子職人も抱え、彼女のお茶会に招かれた人物は社交界で認知される。ユーティリスとカディアン、ふたりの孫を可愛がる。旧姓は『ドラビス』。


◇◇王城に勤める人々◇◇


  【テルジオ・アルチニ(24)】

第一王子筆頭補佐官を務める。筆頭だけに何人か補佐官はいる。チャキチャキ仕事を片づけ、王城や王都のリサーチも完璧だが、ユーティリス王子に近づく女性を警戒するあまり、自分も女性への警戒心が強い。とはいえ会話の糸口を見つけようと、ロマンス小説を読んでいたらそれにハマる。バーチェ夫人の新作は必ずチェックしている。


  【オーランド・ゴールディホーン(25)】

ライアスのふたつ上の兄。金髪碧眼に銀縁眼鏡で、イメージとしてはライアスが銀行員になった感じ。文官でありながらバリバリの武闘派。自身は風の属性を持たず、竜騎士の道を断念したため、留守がちの父に代わり弟のライアスを鍛えあげた。「漢は拳で語らねば」が口ぐせ。手合わせをした相手を「強敵(とも)」と呼ぶ。実直な性格を見込まれ、第二王子筆頭補佐官に任命されることになる。


  【ケルヒ】

国王付き筆頭補佐官。アーネストが王太子の頃から面倒を見ている。アーネストの代わりに、いつもリメラ王妃への贈り物に頭を悩ませていた。ちゃんと仕事はできる人だが、気が弱く胃腸も弱いため、舞踏会で気絶することも。


  【ジゼル・ホープ】

王妃付き補佐官で真面目な女性。リメラ王妃をサポートして、社交の場でも滞りなく会が進行するか目を光らせる。王都の流行や貴婦人たちの話題にはくわしいが、男の子の遊びまでは興味がないのでパパロッチェンを知らなかった。

 

  【ヒルシュタッフ宰相】

アーネストを支える宰相で、有能な仕事ぶりから地方長官から抜擢された。中央の貴族たちからは疎まれている。サルジア貴族出身の妻を持ち、一人娘を第二王子のそばに送りこむ。


  【デゲリゴラル国防大臣】

国防大臣を務める伯爵。ライアスを娘のライザの婿にと考えている。わりと日和見で、偉い人にはへつらい、自分より下にはいばる。カーター副団長とは何となく親しいが、たがいに利用したいだけ。


  【モルグ隊長】

魔石の街ルルスや魔導列車の線路を守るために、定期的に魔獣狩りを行う、エレント砂漠に遠征した第三部隊の隊長。ネリアたちの作ったポーションに感激して、お土産の素材をいっぱいくれた。

 

  【ジャバン・ララロア】

ミルクティー色の髪と瞳を持ち、王城医務室に勤務する医術師。錬金術師団と協力してヌーメリアの研究に協力する。〝毒の魔女〟ヌーメリアに興味があるが、彼女の方は質問攻めにされるのが苦手らしい。


  【ダース】

厨房にいる調理職人。魔法陣を用いた華麗なスパイスさばきは必見。手先も器用で錬金術師の棒チョコ(ホワイトチョコ)や、魔術師の棒チョコ(ビター)、竜騎士のラムネを型から作る。


◇◇貴族◇◇


  【ライザ・デゲリゴラル】

国防大臣の娘でワガママなお嬢様。注目を浴びるのは好きで、パパと同じく護衛の兵士をアゴで使う。ライアスをめっちゃ狙っている。


  【アンガス公爵】

港湾都市タクラ周辺を治め、ニーナたちの実家ベロア家や、ディンの実家のクロウズ家とも関係がある。レイメリアとは同級生だった。

『魔力のアルバーン、社交のアンガス』と呼ばれ、冬のはじまりを告げるアンガス公爵家の夜会は有名。第16話でレオポルドとライアスが出席している。魔力に重きを置いたアルバーンと違い、身内に負担をかけることを嫌ったため、二代続けて〝王族の赤〟は出していない。


  【アンガス公爵夫人】

社交界のファッションリーダー、おしゃれで話題も豊富な女性。アルバーン公爵夫人のミラとは仲が悪い。


  【メイビス侯爵】

メニアラ周辺を治める。娘がふたりいる。


  【メイビス侯爵夫人】

話好きでミラ・アルバーン公爵夫人の取り巻きでもある。


  【ディン・クロウズ(23)】(外伝に登場)

蜂蜜色の髪に茶色い瞳を持つ、よく日に焼けているタクラ郊外の子爵令息。『麦わら王子』とネリィに呼ばれる。

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